レビュー一覧

急に話が変わって訳が分かりませんでした。

表紙ほどのホラー漫画ではありません。結末はハッピーでもなく、かといってバッドでもなくといった内容で、どう受けとるかで評価も分かれるかと思いますが自分は面白かったです。読み応えがあり、それなりに考えさせられる内容で1チケットなので損したとは思いませんでした。最後、主人公は事件の後で変わろうと頑張りますが、社会は主人公の努力に関係なく今まで通り厳しいところだというのが私はご都合エンドでなくて良かったです。変わらない社会の中で、主人公が昔に戻るのか、それとも悩みながらも主人公自身が変わる(成長する)のか、それはご想像にお任せしますという事でしたが、事件の後の主人公には昔にはいなかった優しい中島君がそばにいることに救いがあったかと思います。最後のノートのメッセージに思わず号泣してしまいました。あと、ブタが可愛かったです(笑)

ダメダメ人間な主人公にイラっとする場面もありますが中島くんの一途さと無償の優しさに涙腺緩みました。会社の人間関係の煩わしさとか女同士の面倒臭さがあるあるです。

初レヴューです。はっきり言って衝撃でした。過去のトラウマから、会社では地味に、決して目立ちたくない主人公の気持ちに共感しました。初めはホラーっぽいなと思った絵のタッチも、読み進めるうちに可愛いなと感じるようになりました。スピード感があり、めっちゃサクサク読めます。普段この手の表紙は手に取らないのですが、この内容、このページ数で１チケは当たりでした。この著者の他の作品も見てみたいです。

レビュー見て面白そうだったので、1チケで読みました。中盤まではお試し読みの雰囲気そのままで面白かったけど、後半はいろいろ後出しの設定披露的な感じで読めば読む程「まだ出てくるのか隠れ設定」という気分になっていきました。もう少し構成を練ってもらえれば、余計なエピソードに受け取れるようなことはなかったと思うけど。犯人のエピソードが薄いのも、残念。他の人のエピを掘り下げるより、あの人のエピソードを入れ込むべきだと思うけどね。しかし、原因の設定が中途半端だったね。そこを深く考えなければ、現代を生きる人々の闇を切り取った作品として読めると思います。

何でしょう。不思議とスカッとしたのは私だけでしょうか。

ワンチケットで完読できて、ページ数も多くて満足でした。読み切りの割りにストーリーも無理なくまとまってます。普段あまり漫画を読まないほうですが、ありきたりじゃないのが面白かったです。日常的な心理描写が続くかと思いきや唐突にパニック映画のような展開。。でも「笑うせぇるすまん」程度のブラックさで、どちらかというとコメディ&人間模様のお話です。ついでに、難しい設定や用語も出てこないのが◎。すっごく読後感が良いわけではありませんが、ちょっと爽やかな(大人の)青春ストーリー要素もあります。黒枠で囲まれているコマは、主人公の悪い妄想だったり、人の陰と陽を案外偏らずにどっちも描き出していて人物描写が結構的確だと思いました。ブスという設定な割りにソバカスが描かれているだけですが…円山さん可愛いです(人と上手くいかない＝普通より辛いこと多いのに善を選ぶ子)。変わるというより、きっと「そういう人」のまんまなんでしょうけど隣にはずっとミニブタがいるんでしょう。サッカー大好き少年のなごりを残す、イケメンで気の優しい中島くんも良いです。ブタになる前にもっとちゃんと…。。とやはり思ってしまうのでそれがこの漫画のメッセージなのかもしれません。

割りと面白かった。ホラーと言うよりも人情劇。絵も割りといい。

終盤あたりまでは根暗ボッチのヒロイン奮闘パニックホラーだったんだが…ああそういう方向に畳んじゃうのか、と。これが学園ものならまあ、繊細すぎた心の最後のよりどころ、みたいな変種のハッピーエンドになったろうに、なんだって社会人に設定してしまったのか。性格最悪の脇キャラ達より仕事ができない時点で給与所得者として駄目だろ普通に。同僚や上司のせいにしちゃいかんよ。むしろ母親の心情を思うと泣けるわ。

とっても面白かったです！ただ最後はほっこりするけど、色々考えさせられますね。結局会社の人が皆死んだり豚になって日本語が通じなくなるところで、自分の本性や世間全体の普遍性っていうか、嫌な奴はどこにでもごろごろいるし、他人と一緒に働くって難しいですね....。社会人って本当に辛いと思います。