レビュー一覧

子供の頃、少しオカルトっぽいものが好きで、この作品は主人公が”三つ目”であることに惹かれて読みました。主人公が既に滅んでしまった”三つ目族”の最後の生き残り―という設定なので、お話もオカルトというか、古代超文明風のお話になります。手塚作品はやっぱり面白いです。ちなみに写楽君と和登さんは「シャーロック・ホームズ」と「ワトソン博士」だということに、何年も経って気が付きました。

三つ目の写楽君は第三の目が覚醒しているときよりボンヤリしているときの方が幸せそうなのが皮肉。

手塚治虫作品の中でも好きなものの１つです。昔テレビアニメで見たのを思い出して懐かしくなり購入しました。古代文明と絡めたミステリーなので、グイグイ引き込まれてよんでしまいます。話の構成がしっかりしているので、面白い作品です。

好奇心旺盛な幼少期を、過ごして来たのだが、ある時期を境に性格が一転。ある特定の人を避ける様になった!!詳細は申し上げられないが、この作品に出会う事が出来て好奇心旺盛な時期を再体験出来る様になったのは確かだ

かわいい、強い、悪であり、伝統的な写楽くんがたまらない！

手塚先生のダークサスペンス古代ロマン超能力漫画。ブラックジャックと並ぶ程の有名作品で、殆ど誰も知っている、三つ目がとおる。シャーロックホームズならぬ写楽保介にワトソンならぬ和登さんが大活躍。超古代ロマンと主人公写楽の二面性がストーリーをさらに面白くする。全世代にお勧めできる名作。バスタードの発想源らしい。

ストーリーは個人的には文句無しに面白いと思う。初期の頃の不気味な感じも好きだし、後期の人情味が溢れるようになってきた長編も好き。ただ、ヒロインがちょっと引っかかる。写楽を自分のために利用しようとして実際自分の手に負えないと怯える感じとか癪に障るんだけど、反面喧嘩が強かったり「ヌードが見たいなら俺にいえってんだ！」って啖呵切るとことかはかっこよくて好き。一貫性がない感じが気になって諸手を挙げて魅力的とは言えない感じ…。かわいいけど…。

手塚治虫先生の傑作のひとつだと思っています。昭和40年代に、人間の環境破壊などに警告をしている手塚先生はすごい！

初めて通して読みました。現代の漫画にも近い構成、キャラクター、普通に真っ当に面白い作品です。噂には聞いていましたが、確かに和都さんは、かわいいキャラ。女から見ても嫌味がないし本当に良いキャラです。

子供のころに、三つ目がとおるを読んだことがあり面白かったので、懐かしくなりこちらの作品も読んでみたら面白かったです。