レビュー一覧

誰も知っている「リボンの騎士」の続編。雑誌発表当初のタイトルは「リボンの騎士」のまま。単行本化の際に表題が変更となっている。内容もリボンの頃よりシンプルにして分かりやすくなっているので改題は正しい。掲載雑誌の対象年齢が下がったためである。サファイア編よりも短期で決着はつくものの、シルバーランドという国はいつも悪大臣が支配しているなあ、と思ってしまう。

手塚治虫先生の初期作品。素晴らしい。絵も本当に可愛い。

「リボンの騎士」は子供の頃、好きで読んでいましたがまさか続編あるとは知りませんでした。続編も前作と負けず劣らず可愛らしいファンタジー作品で面白かったです。

とっても可愛いお話でした！これを読む前に、是非、リボンの騎士も読んで頂きたいです！！

リボンの騎士のその後のストーリーの中で、双子を生んだが王子がいなくなってしまったためにくしくも娘に自分と同じような生活をさせる親心がせつない。また王子の方も育ての親が、鹿だと気づかず喜んでもらえると信じて鹿を仕留めてしまうところがせつない。こういった甘くない内容がある意味手塚作品の魅力とも言える