レビュー一覧

チケット14枚にして190ページの短編集。私は読んだことのない作家さんですが、人気作家さんだと言う事もあり、期待で借りましたが……うーん。つまらないわけでもありませんが、やはり短編集は短編集の域を出ません。タイトルの通り、短編集でも物凄く艶っぽいお話があるのかと期待しましたが期待を超える一冊では無かったです。これだけ値段が高いのだからさぞかし、と思いかりましたが、もしかしたら一話ごとに別の作家さんに挿絵を提供してもらってるから値段が高いだけなのでしょうか？とにかく、１４００円を払った価値があった！と胸を張って人におすすめは私はしません。

どの話も良かったですが最後の短編は泣きました。直接的には触れるどころか会うことも叶わなかった2人が手紙や小説を通して昇華してゆく恋に、そして結局会えぬままの2人に。

新品を紙書籍で作者買いしました。……うーん。榎田さんのエロエロが読めて嬉しいですが、やっぱり長編の方が良いかな。「夏の塩」「交渉人」「聖夜」あたり。特に、榎田さんをご存じない方。「夏の塩」のシリーズは、文庫本サイズで１冊約５６０円(５冊完結)(ハードカバー版も有り)。交渉人シリーズはＢ６サイズで１冊約９００円(番外編含め８冊。「休めない」は特別版)。ＢＬ以外なら「妖き庵夜話」「カブキブ！」も文庫本サイズだったような。１４００円でバクチ打つ前に、その辺を読むことを勧めます。▲eroticaは、１編３０〜５０ページ程度の、主にエロい短編を集めた作品でした。挿絵は、それぞれ扉絵１枚。手がけられたのは、１枚でも見ごたえのある絵を描く方ばかりです。▲「クリスタル」と「書生の戀」が私は特に好きでした。「クリスタル」は、内容には触れないでおきますが、描写が細かくて好きです。「書生の戀」は、やっぱり文章が好きだな……。小説の中で更に日記と小説を展開していく……好きだな。作中の「土蔵の蝶」は、「先生のおとりよせ」にチラッとタイトルが出てきます。そういうとこも好き。▲「threesome」の前日談の「１０×３」も入ってますね。３Ｐが苦手で「threesome」は買ってませんが、わりと読みやすかったです。▲ああ、そうだ。先に言った「聖夜」は、ちょっと厚めで約１３００円。１８０ページ程の話が２編。イラストは、あのヨネダコウさん。読みごたえ十分で値段以上の価値があると思いました。オススメです。

お話はどれもすごく良かった！けど高いので星3で。。

エロスをテーマにした短編集です。どれも趣が違って面白かったのですが、最初のお話とthreesomeの序章、エレベーターに閉じ込められるお話が好きです。最後のお話も大変面白かったのですが、切なくなってしまったので…。

好きな作家さんです。短編集ですが、どれも本当にエロです。この作家さんの軽快な会話のやり取りが好きなのですが、これに関してはエロのみを抜粋した感じで、ドキドキでした。

高かったけど後悔はしてません！短編だけどどれも染みます。うん、エロス万歳＼(ToT)／

秀逸な短編集！各話への挿絵の存在感もバツグンです。フェティッシュワールド全開なのでゾクッと感が満載でした。女性なら分かる合わない靴の痛み、、、それすら官能にしてしまう世界。。。素晴らしかった…！

短編ですが秀逸な作品が多々あり中編にして欲しい作品もありました。イラストレーターさんの作風に何となく似せているかの様にも思えました。

作者さん買いですが、何か？イラストも大好きな方ですので、文句なしです。