レビュー一覧

表紙は絵本みたいに可愛い。でも、絵のイメージで読み始めると、差別・戦争・裏切り…厳しい内容に、ページをめくる手が止まってしまいそうになる、そんな物語。人間とは異なる兎姿であるチムアは人間から差別をうけながら暮らしていて、でも差別しない人間の友人、ジャバ･ウーくんが居る。とある事から２人の友情に陰りがさしたりもするけれど、それでも帰れぬであろう戦地へ赴くジャバ・ウーくんの無事を一途に祈るチムア。そして起こる奇跡。信じるって難しい、でも信じたい。切なくて泣けてくるけれど、温かい物語でした。

かわいい！チムアがかわいい！というだけで星五つです。いや違うなw　世界観の設定、チムアと人間の関係など、きちんと織り込まれていて、世界は何と美しく、また醜いものであるのかをくっきりと見せ。主人公のポートがひたすらに友を想い、安息を願い請う姿、こういうのに弱い私は涙腺が崩壊しながら読み進めました。続きがあるのならぜひ読みたいです。

チムアの純真な心に癒されました。何となく購読しましたが、本当に買って良かったです。疲れていた心がスゥッと浄化されていくような、絵もキャラクターも内容も魅力的で素敵で溢れている作品だと思います。つづきが読みたいです(求)。

とても素敵なお話です。優しい気持ちにさせていただきました。

すごい…。羅川先生のセンス、才能、表現力ひっくるめて全てに脱帽します。愛くるしいチムアだけど卑しい存在として描かれていて。パッと見、ほわほわした可愛さが出てくるけど、そんなに甘くない内容で隠れた名作。読んでいて涙がポロポロこぼれました。

なんだこれは…絵本の様なタッチなのによくここまで入れれたんだと良い意味で引いてます。もう…凄いの一言。羅川先生のお話好きで他のは持っているのですがこれは何故か読んでいませんでした。子供にも読んで欲しい漫画です。今から借りる予定ですが、兎に角口コミしないと我慢できなかったので(^_^;)

昔々に読んだことがあり再読です。優しくて切ない。酷いことをする人もいるけど、手を差し伸べる人も居る、と希望をもてるお話。

ポートの見た目は可愛くて弱そうだけど、友人の為に石に祈りを捧げて守ろうとする所とかグッときました。嫌な目にあってもくじけず頑張って幸せになって欲しいな。

姿はウサギみたいだったけどチムアって結局何だったのか最後まで理解は出来ませんでしたが可愛らしいストーリーで面白かったです。

ほのぼの系かと思う表紙ですが、心理描写が切なく考えさせられる内容でした。