レビュー一覧

悲しいと思っていたアンデルセン童話。新しい解釈で一つのしあわせなストーリーになっています。オリジナルが悲しくて苦手な私はこのストーリーで救われました。絵も綺麗で◎！最後のケット・シーの話は猫好きな人には涙なしには読めません。

幸せな気持ちになれます。大人の童話とは違うモノです。夜眠れない時などに、良いかもです。落ち着きます…

同じ作家さんのグリム童話を読んで、こちらも借りてみました。正直な感想は、”アンデルセン童話をこういう風にアレンジするのね〜”(うーん、悪くはないのですが…)他の方のレビューには、ハッピーエンドで終わっていて良かったとありますが、アンデルセン童話の哀しい結末にはそれなりの理由がありますし…。あと、相変わらず顔の書き分けがイマイチで、読みづらかったお話もありました。

箱 先生の 発想力は 本当に 凄いです！少しネタバレですが「マッチ売りの少女」→ 「雪の女王」へ 話が 流れていきますが…今まで 数多く アンデルセン系の作品を 読んできましたが、こんな展開は 初めてです！もちろん 良い意味で 斬新！無理のない設定で 最後には ほっこり♪♪ 箱ワールド炸裂です… 先生 天才です！

ウチのケットシー達が、みんなのケットシー達が泣いていませんようにと、ラストに願ってしまった。

線が細かいから読み辛く皆さん同じ様な顔立ちをしていて独特な絵柄は苦手でした。

絵がとてもファンタジー感に溢れて、じっくり読みたくなります。絵本のような世界観で素敵ですね。

話としては単体でも読めますが、鏡の欠片を猫達が集めるのが裏で続いています。それに最初気付かなかったので、少し混乱しました。他の2冊とはそういう意味では違いますね。悲しみが漂うアンデルセン童話が幸せに終わるのは、これはこれで良いのではと思います。猫に弱いだけなのかも…。

アンデルセン童話と思うから、悲劇でなくハッピーエンドで終わったことが納得いかなくなる。アンデルセンは自分の不遇を全部童話にぶち込んだみたいな人だから。でも、これは結末だけを変えた話ではないので、良いと思う。良く考えられたオムニバスになっていると思う。ある意味、マンガを読んでまで不幸に浸りたくない人向けかも

献身的な愛の姿を美しく優しいタッチで､今風に揺るがぬ思いとして表現されていてとてもやさしい気持ちになります。