レビュー一覧

どの話もいいです。それぞれのオチが「なるほど、そうきたか」と思わせるものばかり。ただ、同じ作者の「呪いのシリーズ」のようなおもしろさや、「ふたりめの神話」のような奥深さを期待すると、がっかりかもしれません。でもそれは、この作者の代表作には及ばないというだけであって、この作品がおもしろくないということではない。48時間１チケなので、十分お得です。

表題作のラストには考えさせられるものがありました。人間は綺麗事や幸福感だけでは立ち直れない複雑な生物であるとしみじみ感じますし、曽祢まさこ先生はそのような人間の奥底にあるものを表現することに長けた方と思います。一読する価値はあると思いました。

表題作、受けた虐待が原作以上に酷いのに報復が生ぬるいのは原作の結末だと怖いからか、作者が母親の方に感情移入しているからか？受け身の女性はあまり好きではない。息子たちのラスト一コマは拡大して見ていたので最初気づかないでいた。アンは子ども時代読んでうるさい子だなあと思ったのでこの話のダイアナの気持ちも分かる気もする。最後の話はもう何度も読んでいたので残念。

色々と考えさせられるお話が多かったです。レンタルでしたが、この内容が１チケットなら満足です。

曽根まさこさんのマンガ子供のころから大好きです。作風も変わってなく読みやすい作品です。

どれもおもしろい。1チケなら満足です。最後の話が他の短編集に載っているものと同じで残念でした。

曽根先生の作品が大好きでレンタルしました。他の作品に比べると今ひとつなのですが、絵は可愛いし、１チケなので取り敢えず満足です。

すごく楽しめました、やっぱりおもしろいですね。

なんだろうなあ。それなりに楽しめたような気がするのですが、1日経ったら内容を全て忘れてしまいました。そのくらい印象が薄い。1チケならまあいいかという感じ。

曽祢まさこ先生の新刊とあって、期待して借りたのですが　どれも微妙な感じでした。ダイアナがもうちょっと腹黒だったりすれば楽しめた気もしますが、原作からはみ出すようなことはなく（当たり前か）　作品よりもあとがきのほうが面白かったですね。赤毛のアンについては、詳しい背景を全く知らなかったので興味深かったです。１チケなので、ファンの人は読んでみたらいいんじゃないかなーと思います。