レビュー一覧

いやいや、こんなヒロインに会社の運命任せて大丈夫かしら。融資をお願いする会社のこと全然調べてないし、融資をしてくれなくちゃ倒産なのに45%じゃないととか意味がわからない。ヒーローに対する態度も一貫していないし、いってることとやってることが全然合っていない感じでした。

王道と言えば王道ですが…ヒロインがあまりにもお嬢ちゃんで本当にお姫様なんだなーって感じです。物事の表面しか見ない、自分は被害者でいつも正しい、みたいな。元カレへの対抗意識で場当たり的に行動するから一貫性がない。婚約者の男にして手の内を明かすような自爆をして後腐れなく退場、二人は後押しされるようにハッピーエンドで、やれやれって感じです。唯一の救いは作画がとても良かった事。でも原作の解釈もこの作家さんだとするとやっぱり残念な内容なので1つ減らして★２にします。

絵は綺麗だし、コマ割や構成もお上手。なのに、なのに。ヒロイン父とその共同経営者との関係 (なんでロンドンとアメリカに分かれて暮らしてるの？) とか、そのアホ息子のバックボーンが描かれていないので、物語の発端 (原因) であるヒーローを陥れた動機がいまひとつ実感できず。おまけに、融資を受ける会社を調べないなどというビジネスがあるのだろうか｡｡｡ そのあたり、このお話ではかなり肝心かなめな部分な気がするんだけれど。おかげで、ヒーローとヒロインの単なる痴話物語に。残念だな。

内容が一部わかりにくかった。ヒロインとヒーローが過去結婚していたということが、読者に伏せられているのに、あらすじには載っていて「あれ？結婚してたんだよね？」と思いながら途中まで読んでいました。だからヒーローが妻の話をしてて、ヒロインが「そんな　結婚しているなんて！」という部分が、ヒロインはすでに自分との結婚が終わったことで、すでに再婚していると思いこんでいることが記載している方が私的には好みでした。

作者買いでしたが、これは大失敗。原作ありは松尾先生には向かないと言わざるを得ません。

初めてレビューを書きます。手っ取り早く言うと、すれ違った2人が結ばれるお話です！主人公は本当に純粋で。見たままを信じて痛いお別れしてしまうのですが、事実は違っていて。それを覆すために彼が頑張って、本当に頑張って行動して手に入れる倖せのお話ですね。お互い聴きたくないような言葉を浴びせられ傷つき、でも、最終的にはハッピーエンドです。最後は急に進んでしまうので残念でした。ので星四つです。絵は綺麗で読みやすいですよｗ

愛しあってるのに愛してると言わず逆の事を言い合ってドツボに嵌まっていく夫婦の話です(笑)夫婦といってもヒロインは離婚したつもりで婚約者がいます。そいつは小細工してヒーローとヒロインを別れさせた張本人です。今回も邪魔しようとしますが墓穴を掘って退場(笑)でもそのおかげで誤解が解けてハッピーエンドです。ヒロイン、お嬢様なせいか色々詰めが甘いです。ってかこのヒロインに会社任せるとか有り得ないです。婚約者もアホっぽいし。本当にヒーローいて良かったね(笑)余談ですがヒーローの傷ついた顔が楠桂さんの絵にソックリでびっくり。普通の顔は全然違うのに、目を伏せた顔は…角度とかもとても…余談でしたm(__)m

ヒロインに復讐するためではなく、自分を信じてもらいたい。ヒロインを裏切ったことなど無いのだとわかってもらうために、ヒロインを連れ去ったヒーロー。それなのになかなか信じてもらえずにいて、悶々としているので可哀想でした。それにしてもヒロインの婚約者、悪い奴です。酷い目に合えば良いのにと思います。この作者さんの絵はステキです。

絵がきれいで、展開もどうなるんだろうと引きこまれました。ヒーローのヒロインを取り戻して安らぎを与えたいとの思いには胸キュンですが、無駄に傷つけあう前にさっさと誤解を解けばいいのにとのツッコミも思いました。(そんなこと言ったら物語にならないんですがね。)主人公達以外の和めるキャラクター達も良かったです。安心して楽しめる作品でした。

ハーレクインと松尾しよりは意外な取り合わせと思いましたが、華やかで情感あふれる描写はさすが！美しいロマンスに仕上がってます。原作では、この意地っ張りのおぼこいお嬢ちゃんのどこにヒーローがここまで一途に惚れたのか、不思議に思えたお話でしたのに。松尾先生、今度はヒストリカルを描いてくださらないかしら。できれば上下巻ぐらいのボリュームで。