レビュー一覧

映画鑑賞前に。大変面白い！短編集、単発の話ばかりかと思ったらきちんと一つの物語として完結している。お伽話のようであり、狂気に満ちた幻想、掴みどころのない物語そのものがばるぼらのようだ。

映画を見たあとに読みました。もやもやが途端に晴れました。この視界でもう一度映画を見たら、きっと違う風に見えるのでしょう。

ばるぼらは女神なのか、魔女なのか、不思議な魅力のある女の子。読み進めるうちにグイグイとその魅力に引き込まれていきました。哲学や人生観が凝縮された奥深い物語でした。

映画化されるようですね。話のすべてが妄想なのか、ばるぼらの存在そのものも妄想なのか、様々な角度での解釈となる作品。こういった読者に委ねられる点がある作品が嫌いな方にはおすすめ出来ないと感じました。私は好きです。

つかみどころのないばるぼらがすごく魅力的です。

終わりが最後まで見えない作品でした。不思議な世界と現実が混ざり合った様な、昭和中期にはもしかして有り得た？と感じてしまうお話でした。

とても不思議な作品でした。前者の方が書かれてるように、ファンダジーでもない…けど、現実的でもない…非常に面白い作品です。

不思議なお話。ファンタジーともまたちょっと違う感じ。でも嫌いじゃない。

手塚先生の芸術幻想寓話ストーリー。この作品は人によって評価が全然違う。お勧めしたい人達は文化・芸術に関わる、もしくは関わりたいと思っている人達。手塚先生の芸術の女神のイメージは、ばるぼらだったのかもしれない。こんな薄汚い・・・と思うかもしれないが、読むうちに、もしかするとと思えるかも。その時は手塚先生並のセンスと才能を得ているかもしれない。

何回読んでも、飽きない作品です！手塚さんのマンガは最高‼