レビュー一覧

前作で弘斗への愛を全力で否定し続けてたユアンですが、弘斗へのダダ漏れる想いを認めた今作では新宿No.1ホストの名も台無しなぐらい弘斗にデレッデレの甘々です。（アンタらどんだけ好きなんだってぐらいお互いメロメロｗｗ）さらにヨーロッパから伯爵と呼ばれる超美形のヴァンパイア登場ですがこれがなんと弘斗の叔父さん目当てだった！いくらなんでもヴァンパイアの世間が狭すぎないか？確率的にありえないだろ・・とツッコミ入れつつも話がオモロイのでそれもＯＫ！相変わらずヴァンパイアものなのにシリアスなとこ一切なしだけど面白いです。

1作目のユアンのイメージが粉々になる程、弘斗をデロッデロに甘やかします！！！2人のイチャコラっぷりが凄いです笑！弘斗は吸血鬼になる事に関して、もう少し永遠の命とか人間辞める事とかを苦悩しても良いと思うけど、あんまりシリアス感ないのは、この作品がラブコメだからなのか？とにかく、伯爵やら何やらかんやらが登場して、バタバタして終わってしまいました。1作目のが、良かったかも。それと吸血鬼になった後のお話を読みたかった。

前作でバンパイアユアンの恋人になった弘斗がユアンと同じ時を生きていきたいと願い、バンパイアになる為のキーパーソンの伯爵は偶然にも弘斗の叔父で…そこまではいいのですが、人間からバンパイアになる苦悩が全く無く、伯爵の使用人の狼男ヨーゼフ親子のドタバタ、天真爛漫な弘斗はただのアホ。全てが雑でがっかりしました。

続きものですが、前作の方が良かったかなぁ。ユアンがすっかりデレデレになっちゃって、持ち味である俺様とか高飛車な感じがなくなっていたのがとても残念です。あと受けの方もあんなに純真無垢だったのに、少し淫乱になり過ぎてたのも気になってしまいました。

さらっと読めて良いと思います。良くも悪くも、安心出きる感じ。

甘々な恋人は好きなんだけど、あまりハマらなかった。前作を読んでないからかな？気が向いたら読むかも。

前作の「愛の狩人」は出会い編でしたが、こちらはその後からのお話。バンパイア物で一番気になるのが片や永遠の命を持つものと普通の人間との恋愛での時間の(生命の)落としどころ、回りの人間関係などそもそもバンパイア物共通の布石があるのでそれをどう回収して行くのか作家さんも読者も気になるところですが…はははーなるほどね。という内容になってます。細かい突っ込み所はありますが初心者向きのよい作品だと思います。また、後書きで「イラストは作家の活力」と力強く仰って頂き、読者としては「そうなんです！文と挿絵がセットで小説なんです！」といえて嬉しかった。