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お互い苦しくてでも狂い始めた歯車を止められなくて、泣けました!
「忠誠の代償」にでていた別カップル視点のお話。前作のストーリーの裏側が解ります。甘々な前作に比べてコチラはドロドロな感じ。でも六青先生の他作品を読んで主人公の不幸耐性がついてる方は、そこまで泣いたりする事はないと思いますw
話の大半は、ギルとリュセランの不穏な関係でとにかく重苦しいです。リュセランも可哀想だけど、ギルも辛い。すれ違いまくった二人の人生をやり直させてくれるなんて、聖獣の神様優しい。1巻があったからこそ、2巻が生きてすごくよかったです。やっぱりヴァルは素敵ですね。
モフモフシリーズ第2弾。こちらは第1弾よりも作者さんらしい不憫受け感が滲み出ていました。攻めとの愛情と信頼が、過去の選定問題で拗れにこじれ、修復不可能な状態に…。聖獣だからこその特性アレコレで、普通のカップルとは次元の違うこじれ方です。最後は幸福などんでん返しとなりますが、騎士と聖獣の絆って、ハイリスクハイリターンだなぁ…とシミジミ読みました。
前作と比べるとより感情の起伏をあたえてくれるこちらの方が好みです。主人公カップルもより複雑なこちらのギルレリウスとリュセランの方が好き。なにより後半の育てなおしリュセがかわいい。
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お互い苦しくてでも狂い始めた歯車を止められなくて、泣けました!