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コミックのサンプルを読んで、ヒロインが婚約パーティーの時に婚約者(ヒーロー)の功績や過去を第三者から教えられ、さらにヒーローには隠し子？がいて「どんだけヒーローから信用してもらえなかったの？」と誰もがヒロインに同情する出だしに興味を持ち、原作を購入しました。ヒロインは本当に良い子で、見返りを求めず常にヒーローのそばにいて救ってあげていたのに、ヒーローはヒロインの気持ちを当然とおもっているのかちっとも理解しようとしませんでした。とうとう堪忍袋の緒が切れたヒロインがヒーローに本音をぶちまける場面は読んでいてスッキリしました。最後の最後に、ヒーローがヒロインに本音を伝える事をしてハッピーエンドになります。永遠の愛を勝ち取るには全てを出し切らないとダメなんですね。

忍耐強くて、自分より他者を優先するほど思いやりのあるヒロインがブチ切れます。そのブチ切れ方が面白い。ヒーローを言い負かす、言い負かす。ヒーローが居直って本音で愛していると言って元鞘に戻ります。それがちょっとあっけない気もする。