レンタル51万冊以上、購入134万冊以上配信中!
指定したジャンルは検索結果に表示されません
年齢確認
すごい本。ものすごくレベルが高い。BLジャンルでカテゴライズされているのがもったいないと感じるほど。非常に重たいものを取り扱っていますが、それほどひきずられないのは、この作家さんのうまさだと思います。登場人物一人一人の設定も好き。この頃多く感じる、軽くてどこかで読んだことのある設定にため息をついた人たちにお勧めします。後半があるとのことですが、この本だけでも大丈夫。しかし「夏の子供」もこちらに上がることを切望します。
榎田さんのデビュー作だそうですがここまで書ける新人って・・・。最近の作品と比べても全然劣りません。しかも後の作品のネタになっていそうな設定があちことにみえるので、そういうのをあれこれ考えてみるのも結構楽しいものでした。(魚住のキャラが二木とダブったり、小さなバーでの会話が「普通の人」に出てくるバーを連想させたり、いろいろと〜)しかしストーリはしっかりした重みがあって、久留米以外の人物がそれぞれ持っているトラウマや傷が不幸の権化(?)である魚住を中心にストーリを作っていきます。さまざまなキャラが出てきてそれぞれの行き方があって。久留米まで暗いキャラだったらしんどかったでしょう。一見魚住が好きで集まっているように見えますが、私は久留米のほうが中心人物に感じました。したたかで、常識が通じて、安定している。だから彼のそばだと落ち着くんでしょうね、魚住も他の皆も。明るい話が好きな方にはお勧めできません。じっくり読んでひたすらストーリに浸りたい時に読むべきでしょうね。分量も半端じゃないし内容も濃い。14枚はかなり高いハードルでしたが、損はしてないと思います。
あれ?最近、私ってば涙腺ゆるくなった?終盤は涙がつ〜っとこぼれました。この作者さんの作品は初めて読みましたが、ストーリー展開とよい文章能力とよい、圧感でした。BL小説に分類されてるのが惜しい。Boys Loveなんかじゃなく、これは人間愛のストーリーです。親しい人の死を乗り越え、辛い過去から悲しみで飽和状態の心を抱えた人間が、どうやって再生していくのか、前向きになれるお話です。
「交渉人シリーズ」等で文章の上手い作家さんだなあとは以前から思っていたのですが、この処女作のクオリティの高さには驚きました。14チケットで購入を躊躇していた自分、バカめ〜!私にとっては14チケットでも充分納得できる内容とボリュームでした。既に幾人もの方が書かれていますが、これはBL小説にカテゴライズするのは勿体無い!特に「夏の塩」1話目なんて純文学ですよ。…かといって、主人公の魚住を女性に置き換えると物語は成立しないので、やはりBL小説なのか… うーん。他の作品でもそうですが、榎田さんの小説に出てくる人物たちはそれぞれしっかりとキャラクターが作られていて、それら魅力的な脇役たちがゆっくりと絡み合いながら一つの物語を紡いでいく。人間の弱さと強さ、したたかさ、人生における喪失と再生… 近年の小説ではなかなかお目にかかれない深いテーマが、瑞瑞しい文体で描かれている傑作だと思います。ちなみにエロシーンを求めている方には、メインキャラ2人が結ばれていく過程がまどろっこしくて表現が抑え気味で物足りないかもしれません。(それがイイのです!断言!)
凄かった、すごい本、読み終えたばかりなので、ただその言葉しか出てきません、もうひとつわかっているのは、手元に置いておきたい為、本を購入するだろうなという事、最初は高いなーと感じたチケ14枚、今は気にならないくらい、はぁ〜…泣き過ぎて目が痛いのは久し振りです、長編ですが是非読んで欲しいです。素晴らしい本です。
大好きな榎田さんのデビュー作だそうですが、本当に色んな方が書いてる通りデビュー作に思えない、BLに分類されるのがもったいない作品。エロは少ないですが、読んでいて心の柔らかい部分にじわりと滲みいるとても丁寧なストーリー。『生』と『死』を扱っているので、泣かせてくれます。だけど、重くなりすぎず、出てくるキャラクターの性格や前向きな姿勢、所々に配置されてる笑いに救われ、読書後に清涼感(満足感)が味わえるバランスの良い不思議な作品。いつもrentaで小説を借りると挿絵が欲しくなる私ですが、この作家さんに関していえば挿絵がなくても充分。特にこの『夏の塩』『夏の子供』はプライスでも満足出来る作品だとつくづく思った作品でした。
夏の塩、夏の子供、両方読みました。登場人物全員が好きです。物語の内容も話の進め方も好きだし、言葉の表現も好きです。しかし、ちょっとあれこれつめこみすぎかな、と思います。魚住の不幸ぶりが現実的ではないというか、有り得たとしても私たちが普通に生きていてそこまでのどん底をそう何度も経験することはないと思います。私はリアリティーを求めるタイプなので、色々なことが有り得なさすぎて一歩引いて読み進めざるを得ませんでした。また、魚住と久留米のお話をもっと掘り下げて欲しかったのに、伝えたいテーマを広げすぎて主役二人の愛の描写がぼんやりしてしまった印象があります。著者の伝えたいことはよくわかりますが、もう少しテーマを絞って内容をコンパクトにした方が印象に残ったのではないかな、と思いました。魚住と久留米の静かな愛をもっとしっかり読みたかったのと、いかにもフィクションな設定が残念なので、星3.8と言う感じでしょうか。
いいですね〜。皆さん、コメントされているので改めて書き込むこともないのですが、タイトルや表紙で重そうと敬遠されている方がいたら、騙されたと思って読んでみてください。確かに内容は重いかも知れませんが、決して苦痛には感じないと思います。読み終わった時、優しい気持ちになります。値段も高く、ページ数も多いですが、その価値はあります。
もうこの小説自体、涙で濡れている。そんな感じ。
14チケとはいやはや・・・と迷いましたが、かなりの長編であること、質の高い作品であることを考えると、妥当かなと思います。命について、生き方について、深く考えさせられる作品で、BLというよりも純文学を読んでいるような気持ちになりました。単純にBoysがLoveしてる作品が読みたい人にはオススメできません。ストーリー重視な上級者向けの作品だと思います。
レビューを表示する
すごい本。ものすごくレベルが高い。BLジャンルでカテゴライズされているのがもったいないと感じるほど。非常に重たいものを取り扱っていますが、それほどひきずられないのは、この作家さんのうまさだと思います。登場人物一人一人の設定も好き。この頃多く感じる、軽くてどこかで読んだことのある設定にため息をついた人たちにお勧めします。後半があるとのことですが、この本だけでも大丈夫。しかし「夏の子供」もこちらに上がることを切望します。