レビュー一覧

兄弟や親子など近親もの多め。エピソードを切り抜いただけの短い作品が多く、まとまりのない印象を受けました。前後編「よみがえる色」だけは王道ながら雰囲気があり、心情描写もしっかりしていて良かったです。が、唯一良かったその作品が「果たしてこれはBLなのか」微妙な内容だったりするので、やはり一冊としての評価は低め、かな。

絵が綺麗だしストーリー展開も良くサクサク読めた短編集です。エロシーンはほとんどありません。

近親相姦系の短編集でした。一つ一つしっかり読みたい気もしますが、さくっと読めてお得な気もします（笑）ジャンル自体が苦手な方はご注意ください。

短編集なので、作品としての物足りなさはあるかも知れないですけど、歪んだ愛情、ギャグ、禁断の愛、報われない想い、短編集なだけあって多種多様でした。個人的には「親子ふたり3LDK暮らし」の禁断の愛が気になりました。再婚時の嫁の連れ子で、嫁は亡くなってしまったけど、その後も父親と息子の親子関係を続けているふたり。息子が父親を好きになるというのはたまに見るんですが、父親が息子をってのはなかなか見かけないような。なので新鮮と言えば新鮮でした。このまま戸籍上は親子関係でも、実際の関係は…と思うと随分危ない話にも聞こえるけど、そこはさすがのBLですね。危ないどころか切なく見える。中々に健気なふたりなので報われてほしいなっておもいます。

どれも話が短い。中途半端な感じで直ぐ終わってしまうのが残念。でも「よみがえる色」は中々良かった。

短編集。ゆがんだ恋心もあるけれど、でもキュンとするお話。絵がきれい。

全体的にあんまり得意じゃない系統のお話でしたが悪くは無い。

情緒的で美しい絵とストーリーでとっても良かったです。

うーん。なんかかなしくなりました！かなしくなりました！

ホームラン拳先生、昔好きでよく書籍で買ってました。久しぶりに拝見したので読んでみましたが、相変わらず美しい絵ですね！短編集ですが、家庭内恋愛アンソロかな？ってくらいテーマが偏っていて、だからタイトルが「禁じられた恋噺」なのか、と思いました。苦手な方はことごとく地雷だと思いますのでご注意を。