レンタル51万冊以上、購入133万冊以上配信中!
指定したジャンルは検索結果に表示されません
年齢確認
続きを早く読みたい!ゆっくり、じっくり、丁寧に素直に。せつなくてあったかい名作です。ジェンダーの難しい問題はおいておいて、全ての人の優しさに心癒されてしまう、そんな作品です。
この作者の本を読んでBLっぽいとか何言ってんの?て感じですが…。巨匠ですよ、大御所ですよ、知らないんですか?!と。流石うまいです。ただのゲイ本ではなく、ノンケ側の家族の受け取り方、心情がよく描かれてます。カナちゃん良い子すぎる。もうマイク、移住したらええのに。
私には2歳半の娘がいますが、読んでいるとかなりハッとさせられるシーンがあります。フラットに物事を見る大切さと難しさ、家族の在り方、立ち位置が違うことで見えてくる日常に潜む社会の歪み、とても勉強になります。自分の娘やこどもたちが暮らしていく社会がより良くなることを願わずにはおれません。その為に大人がどう生きるか、同性愛に限らず、自分と違う人とどのように共生するのか、その道標となりうる作品だと思います。
すごく新しい形の漫画だと思いました。純粋に面白いです。続きがめちゃくちゃ気になります。
大切な人を亡くすのは、辛いです。マイクの来日は彼の亡き伴侶を悼む旅…でも、周囲は男同士婚の未亡人の扱いに戸惑うばかり。同性婚が認められていない日本で、マイクの心の旅に新たな傷が増えそうな予感もあれど、彼の心が癒える事を願う気持ちになりました。カナちゃんが偏見なく受け入れる様が心地よいです♪あと、ワタシ、ゲイ的美男子の熊男、好きだわ~!絵的にも。日本的小さなサンドイッチを、食べてる様子がなんとも…シャワーシーンは、あれですかの!?さーびすしょっと!?
自分はゲイです。感想ですが、違和感と拒絶です。内容全てに対してじゃないけど、考え方は人それぞれなので。こんな問題何処にでもあるし、ゼロになるのは難しい。この関連の問題って発信してる側が悪目立ちして逆効果な事が多い気がする。これだと差別や偏見を無くしたい側が、逆にそれやってるじゃんって。自分も当たり前のようにいじめ、母親に拒絶され中学から寮に入ってた、女の子に告白されても男が好きだと断ってきた。自殺した友達もいるしまわりに色んな人がいる。これが自分の普通。思うのは、差別や偏見しないでじゃなくて、そっとしといて、嫌なら必要以上に関わらないで欲しいって思う。芸能界とかこの本みたいにゲイと言えばガチムチみたいなの本当にうんざりする。逆に「悪影響」。結局何が言いたいのかわからない。これを読んでも距離は縮まらない。
自身もゲイである田亀氏の不満を、愛らしい小学生カナちゃんの口を使って言い、好漢のマイクや純粋なカズヤ君を人質にしてるような、卑怯さが見えたように感じました。1〜4巻まで通して読んで感じたモヤモヤはこれだったのか。Lはちらっと出てきて、BもTもQも出てこないし、ドラマ化までされるほどの作品なのか疑問です。
色々な思いが整理しきれないまま溢れてくる作品です。マイノリティである事の苦悩や葛藤に付いて、想像し理解したい気持ちや受け入れたい気持ちが合っても、やはり自分がそうでない限り簡単には理解は出来ないものだろうな・・・と考えさせられた。そもそもノーマルである自分のノーマルって何だろう?そんな事を考えながら読み進みました。
現代日本での同性愛者が抱えている問題、親族へのカミングアウトや他人からの評価・偏見などを丁寧に描かれています。弥一の、弟の夫であるマイクに対して(心の中で)の嫌悪感から、そう思う自分に対しての葛藤、そして受け入れるまでの過程はたくさんの人が経験している事ではないでしょうか。ただ、この作品の素晴らしいところは自分が受け入れるだけでは解決できない問題がもっともっとあるんだと、田亀先生はじっくりと私たちに示しているところだと思います。もっと多くの人に読んでもらって、同性愛者だけではなく、LGTBへの理解が広まって欲しいと思える作品です。
同性愛については以前から考えていたことがある。友達にもいるし、愛し合う二人が同性でも異性でもかまわないと思っていて差別したこともない。ただ、顔をしかめる人が多い要素として、子供ができないってことも避けて通れない揺るがない事実でもある。個人の自由ばかり最近は主張されるけど、「わかり合うなら」どっちの主張も黙殺しないべきではないですかね?つまりわたしは、滅亡する未来も受入れると言っている。自分たちくらいそうでも…と思うかもですが、世界が10人の村で8人が同性愛者だったらどうする?残りの一組だけに人類の未来を丸投げしますか。極論のようで真実だと思う。個人のことだけ主張する人は覚悟があるのかな。だからわたしは滅亡覚悟で同性愛があってもいいと思ってます。なんとなく今すぐ滅びるわけじゃないから…で未来を先送りするなら人工授精なりクローンなりどんどんやって同性愛者の方達にも子供を育ててほしいと思う。もしくは機械化してもよい。とにかくそういった代案も自分は受入れる心構え。はっきりと言えるのは嗜好の善し悪しの問題でなく、子供のいない世界は滅びるってこと。これは間違いない。だから、顔をしかめる人達の気持ちもわかる。子供のいない世界がやってくる、という問題も絡んでくるということを真摯に受け止め、差別されている…だけでなく、なぜそう思う人がいるのか、の反対の主張にも耳をかたむけるべきではないかな。あと、問題をフラットに受け入れる役割を母親にさせそこを押出すあまり、カナの母親の言うことが自分には違和感があった。父子家庭でも母子家庭でもかわいそうではないけど、寂しいのは寂しいでしょう。カナちゃん自身も寂しさを感じている場面でそれを母親がいうか?というのはあった。己を顧みても十分な親ではなかっただろうけど…。だから☆をあまり多くつけられない気持ちになってしまったな。ただ、カナちゃんは不幸にはみえないです。愛されているなと思う。みな自分の子供には幸せになってもらいたいでしょう。では100年後は?子供の子供の子供が暮らしている世界は?この件はこういった、未来がつながるのかつながらないのかという問題も含んでるってこと。刹那的に生きるならいいでしょう、未来に何かを残せなくても。それか。どんな事態をも受入れて生きる。人工授精もクローンもその他のあらゆる方法をも受け入れる。それぐらいしかできない気がする。
レビューを表示する
続きを早く読みたい!ゆっくり、じっくり、丁寧に素直に。せつなくてあったかい名作です。ジェンダーの難しい問題はおいておいて、全ての人の優しさに心癒されてしまう、そんな作品です。