レビュー一覧

何か事件もなく、日常の話と過去の話が続いていきます。主人公がグダクダ考えて、主人公の心の動きをおっていくかんじです。あまりウジウジ悩む話は好きではないんですが、過去の話とか読むとそれなら仕方がないかもと思って、最後には主人公よかったねと思える内容だと思います。そして、攻めの社長、恐ろしいです。いったいどれだけ先を見越して行動してるんだ！シリーズものみたいで、私はまだこちらの作品しか読んでないのですが、それでも楽しめると思います。

攻めがすっごく良かったです。受けは、いくらなんでもグルグルしすぎで、途中、グルグル部分をすっとばして読みました。そういう意味で、☆４です。私は溺愛ダーリンの方が受け攻め両方好きだったので楽しめましたが、こちらは攻めは溺愛ダーリンよりもさらにスパダリ系で、相変わらず受けを溺愛、甘甘で良かったです。せっかくスピンオフなんだから、溺愛ダーリンのカップルのその後も見せて欲しかったです。

1人で色々考えてグルグルしちゃう受と、受がグルグルしちゃってるのを敢えてそのままにしつつ、外堀埋めていく攻…いいですね！このシリーズの他の攻がどストレート直球系の溺愛なのに反して、この作品は溺愛してるんだけどかなりの変化球で、今までとはまた一味違う溺愛っぷりが素敵でした。

『うそつき溺愛ダーリン』雪穂の幼馴染兼お世話係の睦実とクールな会社社長　風見のスピンオフ。溺愛ダーリンの時から描写されていましたが、Sっぽい風見はしっかり溺愛系スパダリ…しかも超気が長い用意周到系策士ダーリンでした。（なんじゃそら）もう睦実が手のひらの上でコロコロ転がされ、勝手に一人ウダウダしているという…　対する睦実は、溺愛ダーリン時は自分の感情を表に出す真っ直ぐなヤンチャタイプかと思っていましたが、案外ウジウジと思い悩むタチだったのですね。風見がとにかく「全て計画済みでブレない」ので、二人の間に当て馬や事件は全く無く、問題は睦実の感情のみ。ちょっとその部分は冗長に感じる部分もありました。溺愛時は既に10年近くセフレとして身体の関係があった二人、この作品を読んだ後に溺愛ダーリンを読み返したのですが、全くその片鱗も見えず「え？睦実ってむーちゃんだよね？」と最初はこのカップリングにちょっと驚かされました。それだけ風見の隠し方が上手かったということか…。「睦実は雪穂が好き」という当初の嘘設定も、溺愛を読む限りでは全然わかりません、というか睦実もその嘘を忘れているような言動。このスピンオフはこれで楽しく読めましたが、溺愛ダーリンCPが好きだったので、出来ればもう少し晴久X雪穂のその後のラブラブぶりが見たかったなあ。

睦実が健気で可愛い。大した波乱もなく、幸せにひた走っていく感じで、安心して読み進められます。でも、もう一波乱のスパイスあればよかったかなー。嘘つき〜のほうが、わたしは好きかな。

この作者さんのは、好きです。読んでてほのぼのしました。

この作家さん、好きです。安心して読めるラブコメチックな話の運びで、自分に自信のない受けちゃんを１０年以上かけてじっくり育てて美味しく収穫するお話しですが、溺愛されてます〜。幸せを分けてもらえる気分になります。

甘々で愛情たっぷりで面白かったです。受けの背景がシリアスで重たいので攻めの溢れんばかりの愛情は安心しました！(笑)

間之先生の作品は大好きなのですが、本作はそれほどでもなかったです。淡々とし過ぎていたのか、受けが渋りすぎていたからなのか。いつも通り攻めは甘々でした。ちょっと偉そうで意地悪なのに甘々なのが良かったです。

あまの先生の作品の中ではダントツで微妙。長いだけでグダグダしててあんまり好きさじゃなかった。