レビュー一覧

下巻2で完結です。病弱な姉とアンドロイド専門のエンジニアの弟が同居する一棟借りのアパートに、アンドロイドに居場所を奪われて親に捨てられた少年が管理人として住み込み、家族のあたたかみに触れなおす話が上巻。少年が主人公です。下巻は主役が弟にシフト。物語序盤で亡くなった姉のアンドロイドを作った弟が、姉のコピーではなく自分の思いに応えてくれる理想の女を作ったことにより、記憶の中の姉と目の前の姉らしき物とのズレに自分で追い詰められていく筋書きです。別れの辛さを力尽くで埋めようとするところから、逃げずにきちんと「思い出」にして、寂しさも含めて新しい日々を送るまでの流れに胸打たれました。人によっては泣いちゃうかも。

すごく悲しい…すごく温かいけど、悲しくて悲しくて…。切ないお話し。

上巻の表紙に惹かれてレンタル。正解でした。死んだ「彼女」と、「彼女」を取り戻したい男の話です。下巻まで読んでラストでタイトルが刺さる。結末は予想できるものでしたが、短い話の中で交わされる会話や場面に、ギュッと切ないものが詰められていて私は忘れられそうにありません。また読み返したいと思えたので、☆5。

「彼女はもう死んでいるのに」この題名が胸を締め付けました。そっくりなアンドロイドを作ったとしてもそれは彼女ではなくて、寂しくて会いたくて胸に穴が空いたようで。朱が千秋に言った言葉に泣きそうでした。霞さんサイドの話も最後に少しあって良かったです。

死んでも生きていて欲しいと思う人はいるけど、生き返ったあとはもうその人じゃぁなくなるかも、、、？続きがきになるー

設定は面白いけど暗いので続きを読むかは躊躇いました。

総評としては良かったのですが暗目のお話しだし全体的に白が多過ぎていて白浮きしているから読み辛いです。

1巻無料お試しで以前購入したものです。なんてぇか、切ないです。色々と…1巻読んで続きが気になり買いましたが…感情移入をどのキャラクターにあててもなんかしっくりこない客観的に見るとやりきれない。チョットそのもやっとした感情分星引いちゃいました。

近未来、こういったことがありかもしれないな、、、と思って読みました。思い出って人によって感じ方がちがうにで仕方がないと切なくなりました。

近い未来にありそうな感じのストーリーです。切ないけど怖い。