レビュー一覧

さすがジェイク先生、エロイ~。エロイのが読みたい方にはおすすめ。とても楽しかったです。エロさメインですが、私は内容もちゃんとしているように感じました。登場人物の感情が伝わってきました。この作者様の作品は、熱気があり、余韻に浸れるんですよね。やもめのたまごのお話も同時収録されてます。相変わらずのラブラブでした！ジェイク先生の作品、好きな人は本当にハマると思います。

初読み作家さんです。表紙のシリアスな感じとは違い、ほのぼの優しくてガッツリエロい本でした。登場人物は4人ですが、それぞれの関係性やキャラが最後まで読まないと分かりづらく感じます。しかし読み終わってからじわじわきて2回目読んで良い！と思いました。花一の幼なじみ(攻)目線で話は進み、花一の元後輩(受)、花一の取引先の社長、花一 が出てきます。ちょっと乙女思考な攻めと、真面目でしっかり者だがHの時はしっかりエロくて可愛い受けがなんかツボりました。好きなキャラを一緒に愛でる同士のような関係性で、なんか可愛いかった。目隠しや手錠してエッチしてるのにほのぼの可愛いんです！そんな二人の想い人「花一」は大人になっても少年の心を失わない理系男子です。恋愛には鈍感ですが人の心には敏感で、さりげなく気遣ったり友達思いで、こりゃ好きになるよな~と納得。ストーリーにとりたてて山場はありませんが、出てくるキャラが皆優しくて可愛く、ほのぼのしました。絵がゴチャゴチャ感じたり、黒髪の二人が見分けつかなかったりしましたが、キャラの作り方、エロの魅せ方にしても作者様の個性を感じます。お気に入りの作家さんがまた一人増えました。

話に深みはあまりなく、エロにつぐエロ的な展開です。メイン４人の関係性が冒頭わかりづらかったり、画面（特に濡れ場）がごちゃごちゃしがちだったりと粗も目立ちますが、攻（正吾）がかわいかったのでいろいろと相殺されました。最後の方に残りの２人のスピンオフショートと前作「やもめのたまご」の番外編が収録されてますが「やもめ～」が一本だけここに入っているのはちょっと違和感が。仕方ないのかもしれませんが、シリーズだけで一冊にしたほうが座りが良かったのでは。

「やもめのたまご」の続編が載ってたのが嬉しかった。この方のお話、エロいんだけど、そんなに生々しくは無い。と思う。多分。（笑）ネタばれですが、結局、丸く収まってる４人が微笑ましいです。でも、安直かなぁ。私は嫌いじゃない。

この作家さんは、なんだかエロいですよね。やもめのたまごの時も、なんだかわかんないけどやたらエロいと感じたのですが、これも。ただ絵とか雰囲気とかは好き嫌いが分かれる方だと思うので、せめてサンプル確認してから読んだ方が良いと思います。

攻めが受けを好きになるまでの流れが早すぎに感じて、ちょっとついていけなかった…。もう少しお互いの葛藤や心の変化を見たかったです。本当にこんな展開はやくていいのか？別の人がずっと好きだったんじゃないの？とちょっとモヤモヤ。絵はきれい、というか好み！です。

誰かのフリじゃなくて、誰かの代わりじゃなくて、お前がいいんだっていう気持ちに気が付いてからが甘々ですごくキュンキュンしました。"俺らの二股を、一股にしよう"この言葉にグッときました。アダルトなグッズ開発してる割に花一くんが淡々としてるなって思ったら、書き下ろしでしっかりエロがあったので、良かったです！楽しめました(^^)

同じ人を好きになった友人同士です。お互いに身代わりにしてセックスしていたのに、攻めがだんだん受けに惹かれていく様子や、受けは変わらず好きな人のことを想ってる様子が繊細に描かれていてキュンときます。確かにエロいけど、表情とかセリフとか凄いエロいけど、でもそれだけじゃないです。気持ちの変化とか、片思いの辛い状況とか、微妙な心理描写に心を掴まれます。登場人物全員、キャラが立っていて生き生きしています。エロギャグ寄りのネタも織り込まれて、全体的に面白く読めます。ちょっとネタバレになるかもですが、最終的にやっぱりこの人が持ってくんか〜いみたいな。でも良かった。みんなめでたし。

代わりにしてるってすごい切ないよなぁって思ってたけど、好かれてる人(名前忘れた)を好きになる要素がいまいち感じられなくて、はじめからお互いを好きでいてほしかった。

攻めが可愛くて良いですね。少し切ない感じも好きです。最後にやもめのたまごのその後が一本入ってますが、そちらはイマイチでした。