レビュー一覧

これはイイBL。存じ上げない作家さんでした。なんですがサンプルを見てなんだか気になりまして。図書館司書クンが真面目で近寄り難い雰囲気のくせに、身体のラインとかにストイックな色気があって。作家先生のほうはオヤジだけど控えめでちょっと可愛いらしさがあり。ページ数が少ないからサラッとあっさりかな？でもこのチケ数ならまぁいっか、くらいの気持ちでしたが短いなりにキューンとかhshsとかほっこりとか充分させて頂きましたよ。この二人だからチューくらいはして終わりかと思ったらイヤイヤ、なかなかのエロでしたし(笑)限りなく☆５ですが、面白かった分 短く感じてしまう読者のエゴで☆４です。

おーっと、これは。この評価の低さには、受攻が思ってたのと違う！っていうのが大きく影響しているんじゃないでしょうか。気になる方は注意ですね。セリフや構図を見ると意図的なミスリードのような気がします。この司書さんは、同作家さんのアホエロで有名(？)な飯島課長シリーズのうち「抱かれたい男」に登場し、密かに飯島課長の妄想内で餌食になっている司書さんなのですが、現実の本作ではまぁ…私も受攻は逆がいいなぁって思います(笑)。

落ち着いた登場人物と、本がたくさん積み重ねられた背景描写に惹かれて、読んでみました。短編だから、駆け足の展開なのでは？とか、物足りないかな？など若干不安があったのですが、杞憂でした。情緒があり、しっとりしたお話で、読後は幸せな気分になれました。カップリングは個人的にどっちでもよいですが、こだわりのある方は事前確認をお勧めします。

高緒さんの描く黒髪な男性につい惹かれて購入してしまいました。丸っと一冊二人の作品ですがページ数は短め。大人の静かな内容が優しくてヨカッタです。

私の中ではまさかのや先生がウケだったのが…。すんなり話が進んでいくのが少し物足りなさがあったけど仲良く結ばれたので良かったです。欲を言えば先生の昔の元カレさんが幸せだったらいいな。

えっ、あっ、そっちが攻めなんだ！？と思わせて～の、年下攻めだったので、個人的にはホッとしたクチです(笑)これがそのまま先生に攻めてもらうのが好みだった方は、一気に萎える可能性もありますかね。そのシーンになるまではどっちがどっちなのか私は分かりませんでした。作者様の気分一つでそっちになったのかしら、とか思ったり(笑)恋のキューピッドはコワモテですけど、いい人でした。

短さを感じさせないくらい完成された作品です。どちらが攻め・受けになるのかは全く予想がつきませんでした。本好きの二人の今後の幸せが見えるようです。

…良い出だしだったのになぜそうなるかな～残念です。

ラストは突然ホテルに缶詰めになった先生を追っていくのだが、予想通りの急展開でハピエン♪ もっとゆっくり進むのかと思ってた。

短い中にぎゅっとお話が詰まっていて上手く纏まっていて、短編小説を読んだような気持ちになりました。