レビュー一覧

古い作品です。なんと、携帯電話が出てきません(笑) しかし、古さを全く感じさせない絵柄と切ないラブストーリーにドキドキします。今では何でもLINEで話せてしまうことも、この時代は自分で悩んで考えて、焦らされながら恋をしていたんだなと懐かしくなりました。嫌なヤローはひとりも出てきません。ヤクザやヤンキー系が好きな方にはお薦めです☆

紙媒体で持ってました。当時、大好きで何度も読み返した思い入れの強い作品です。BLというだけでなく青春群像劇として秀逸だと思います。高校生という大人になりきれない微妙な年頃の男の子たちの恋愛と葛藤が繊細に描かれていて、キャラがとにかく魅力的。鉄央はかわいいタイプではないのにどこかエロい雰囲気があるし、高校生離れした大人びた言動の木津も、鉄央との恋で自分をもてあましたり、極めつけは良太でどんどんいい男になっていくのがたまらない。１巻を読み始めたときと６巻を読み終わる頃にはキャラの印象が違っているのはそれだけ作品の中でキャラが成長していくということだと思います。古い作品だけどエロ一直線だけでないBLを読みたい方には是非おすすめしたいです。

もともと好きな作家さんなんですが今作は巻数が多いので手を出してなかったんですよ。が、読んでみました。もうガツーンとやられました！そんなにエロシーンはないんですが妙にエロいんです。それ以上にキャラが語るセリフ。なんと心に残る印象的な言葉が多いか。もう６冊を一気に完読。興奮したし感動しました。本当にいい話しです。愛、友情等々。ぜひ読んでみてください。

あふれそうなプール、なんて素敵な表現だろうと感動。誰しも多少はあっても、いろんな悩みを抱えてるし、大人になれば上手く生きれるかもだけどね。なんかHよりストーリーに引き込まれ、瞳の描写に惹かれて読んで大正解でした。

１巻読みました。1997年の作品、ですかね。20年前！さすが絵柄等古さは感じてしまいますが、当時（90年代後半）という時代背景を思えば違和感なく読めます。こういう時代だった、ということで。何故か目を離せない存在、この、アイツへの感情は何なのか？みたいな。初々しく瑞々しい、それでいて凶暴な感情を持て余しながらも大人へと近づいていく男子高校生たちの姿が眩しい。１巻のみなので、身体的接触はあまりないのですが、キスだけで、エロいというよりドキドキする。恋愛と友情と青春と成長と。是非最後まで、読みたいなぁとおもいます＾＾

そうそう昔のBLってこんなかんじだったなーと懐かしさを覚える作品。骨太で不器用で、もどかしくて、どこか情緒もあって・・・。木津と鉄が主カプなのはわかっていても、良太にも鉄ちゃんしかいないと思ってしまう。良太良い男でいいやつ過ぎて切ない。

今まで読んだBLで最も印象に残った作品の一つです。強がっている登場人物たちの心と体の危ういバランスがテーマで、大人の恋愛物では見られない葛藤がよく描かれています。万人受けではないかもしれませんが、生き方を模索する骨のある男たちに会える作品です。

作者買いです石原先生だけが作り上げることができるこの雰囲気が好きです何だかんだ切なくなる感じ

絵が安定してなくて、絵柄が変わったりするけど、一貫して色気と危うさがあり、キャラがとても魅力的です。そして何より男くさい！怖いけど惹かれるのを止めれない２人の距離が少しずつ縮まっていくのがドキドキでした。ラストまで読んで感無量…

6巻ってBLの中では長編になると思うけど、キャラそれぞれに魅力があって、まだまだ読み足りない、もっと読んでいたかった。