レビュー一覧

間之先生の書かれる攻めさんは性格の差はあれみんな策士ですよね。晴久はどこまで確信犯なのかはわからないけどそつなくお世話もできるし雪穂の気持ちも汲んでくれるし尊重もしてくれてるけどもともと雪穂が好きなのもあって少しずつエッチなことも仕込んでキスも知らなかった雪穂に自分のことを忘れられなくしてるんだなと思えました。完璧に功を奏してたようですね。それに一緒にいて心地のいい人っていいですよね。雪穂のトラウマは本当に哀しいけれど乗り越えられてめでたくバカップルに。甘々のハピエンありがとうって感じです。先生の次作むーくんと風見社長のお話もお勧めです。

作者買いです。純粋でカワイイけどプログラマーとしては優秀な雪穂（受）と薬学院生の晴久（攻）のお話です。雪穂の幼少期のトラウマから人を愛せない体質を心配した叔母さんのお見合い攻撃を避けるための偽恋人を演じる晴久がいいんです！間之さんの攻めっておだやかで甘いけどソツがない！甘々好きならオススメです。お兄ちゃんのお嫁入りシリーズですが、こちらはちらっとしかでてきませんので前作読んでなくても全く問題ありません。また、作品中にでてきた雪穂の数少ない友人の風見社長とむーくんのお話、いじわる偏愛ダーリンがなかなか面白そうで入荷されるのが楽しみです。

間之さんお得意な可愛い受けがスパダリ様に溺愛される甘々なストーリー。よくある受け＝薄幸ではないので切なさは控えめですが（母親を亡くしてそれがトラウマの１つになってはいますが）天才的であるゆえに世間ズレしている受けの雪穂がとても可愛らしい。攻めの晴久も爽やかなイケメンでありながら、結構グイグイと押してくるタイプで雪穂を甘やかしながら自分の腕の中に取り込んでしまうその加減が非常に良かったです。（Hの時はちょっと意地悪しちゃうし…、まあ何ていったってレンコンを持つ男ですから　汗）『お兄ちゃんのお嫁入リ』とリンクしていて、あの微笑ましい兄妹たちが登場するのも嬉しい。（これを読んでなくてもOKですが、先に読んでるとより楽しめます）厳しいながらも可愛さをのぞかせる叔母さま、風見や睦実、竹井女史…雪穂の周りのキャラクターたちもそれぞれの役割がきっちりしていて楽しかったです。

最初から出来レースで？と思いながら読みましたが、色々な受けの性格由来のエピソードなども出てきて思いのほか良かったです。優しさが深い感じがして、ほっこりしました。ハルくんみたいな彼から欲しいです笑

作者買いです！ですが‥これはあまり合いませんでした。他の方も書かれてる通り、甘々で攻めもとても魅力的なんですが、受けにあまりにも世間知らずで幼すぎてたのにイライラ。トラウマで仕方がないとはいえ、グルグルと悩む内容が自分勝手に感じてしまいました。

天然世間知らず受けがピュアピュアでほんわかしました。年下世話好き攻めが天使のようにコロコロと掌で転がされて、いいように浸食していくのが腹黒いと思ったけどいいです！二人を見極めるため伯母が家にくるけど伯母も、嫌な人じゃなくて可愛い人で読んでて楽しかった。

料理や家事全般が得意で雪穂を溺愛する晴久くんはかなり好みの攻めでしたが、受けの仕事はできるんだけど他の面は壊滅的な天然受けさんがそれほどツボに入らなかったので自分的には偏愛のほうが好みだったかも。

ぐるぐる悩む受けは大好きなんですが、どちらかといえば攻めが好きすぎるが故に自分に自信がなくて悩むタイプが好きなので、トラウマが元でも自分かわいさ故に悩んで攻めを傷つける受けは好みとは合わなかったです。甘々なストーリーや攻めのキャラはとても良かったです。

シリーズものですが単品でも全然大丈夫です。半引きこもり天才プログラマーの雪穂から偽装恋人を頼まれた晴久、それらしく見えるよう同棲するうち本当に上手くいく？と思いきや雪穂のトラウマから別れることに。でも、最終的にはハピエンです。雪穂にお見合いを強制する伯母様が、ただのお節介な親戚じゃなくcuteなところも作者さんぽくてよかったです。

甘々で、大満足です。面倒見の良い、できた年下攻に、天然美人な受。可愛らしくて、良かったです。