キレイな田園の風景に優しい周りの人達が素敵で、超常な設定も馴染んですんなり読めました。一歩が真っ直ぐでキュンときます。戻って来なかった人を待ち続けるほおずきの一途さも健気で泣けちゃいます。ノスタルジーとか淡い初恋とか味わいたい方、オススメです。

とても穏やかな気持ちで無料一話読ませていただきました。自然と人が共存する。昨今の都会生活でついつい見失ってしまいそうな事を思い出させてくれる作品です。やはり、人は自然無くして生きることは無理な事なのです。恋人や配偶者だけではなく、自分の周りの家族、仲間達もどれだけ自分を支えてくれてるか優しく気づかせてくれました。

話はよくできていて絵もきれい。木霊が人間の家に嫁いでという始まりも、悪くないけど先が全然気にならない。オムニバスで違う木霊の、話が毎回出たりすればおもしろいのかな？話がほのぼのしすぎていて見ていても、ふーん、だから？という感じ。

この作品は紙書籍ですでに完結しています。消息不明の旦那さん(天馬)を待ち続ける「木霊」のほおづきも一途ですが、一歩もまた一途。中盤ではただただ切ない人間模様が繰り広げられます。天馬がいなくても存在できてしまうこと、やり場のない悲しみに襲われるほおづきに「誰か助けたげてー！」と地団駄踏みました。帰らない夫をひたすら待ち続けるほおづきはどうなるのか、一歩の気持ちはどうなるのか。結末が気になる作品です。

様々な神木や大樹を見てきたので、とても考え深い作品でした。日本各地に存在する木々は、3000年以上の長い時を生きて、今もなお静かに人々を見守っている神木も存在するので、こういった作品は、ロマンチックがあっていいなと思いました。神木には、崇高視されている神木や古くから村や町で大切にされている神木、または畏怖の念で見られている神木もありますから、いろいろなあり方で人々と共存している生き仏のような存在だと思うので、大切にしていきたいですね。木々に触れると時々心が落ち着くことがあるので、触れることもありますが、人によっては木の根を踏まれたり皮を剥ぐ人がいるので、優しく接して欲しいと、この作品を通して改めて感じました。ネットにも掲載されていない特殊な大樹もひっそりと佇んでいるので、人と木霊との時を越えた恋も有りだと思いますね。

やさしくて、物足りない。都合良すぎ。私はあいませんでした。

木の精霊が人に嫁ぐ？何年も同じ姿のまま？納得いかないファンタジー。主人公もおちゃらけタイプで苦手。あり得ない内容すぎ。

絵が綺麗です。切なさとほのぼのが混じったお話でした。

　想い人が人ではない。しかも直系のご先祖様。主人公の葛藤がよく伝わってきました。最後がハッピーエンドになって本当に良かったです。

ほっこりするストーリーだと思います。が、主がなんなのが分かりにくい。