レビュー一覧

王様の従者×王様　と前の王様の話です。あと本編の続きが少し。ちっとも進展していません。Rentaさんで書き下ろしてくれないかなぁと思います。ここのHP開くたびに思います。

早く続きが読みたいです。絵もなんだか、昭和な感じで、昭和な私には、馴染みやすく 笑

「初夜」が不完全な形で完了しているので、番外編を読みました。これも完結を含んでいません。原作者の「織末彬義」さんのブログを探して読むと、原案の小説は商用化されていないため、個人誌の販売で取り寄せが可能なようです。net情報によると、この作品を漫画化した作家、そねはらすみこ（曽根原澄子）さんは、昭和52年になかよしでデビューした方で、病気療養後、２０１７年に一時活動再開して亡くなられたようで、最近は作品が出ていません。残念。でも原作者が存命なら、他の作家で、完結版を出して欲しい。

面白かったデス。続きが気になる展開、ベタなようでちゃんと読ませる、絵柄の古いカンジがまた魅力、お話にあってる。が、まさか…完結って書いてあったから安心して…。出来る事ならホントに完結させて欲しいものです。

親作品の攻めに仕える人物が主人公の話。身分の高い従者だと思っていた彼は、王様の落胤だったんですね。若かりし頃の主人公と王家の本筋として矢面に立つ義兄の出会いにはじまり、ふたりの関係性の変化が描かれていました。と、言っても兄弟が一線を超える展開ではなく、弟が幼くして父親にいやらしい”奉仕”を強要される流れ。普段はドライで他人に興味がなさそうな兄が主人公を気にかける様子が、印象的でした。本編ではろくでもない人物にも映った陛下でしたが、この番外編では義弟に救いの手を差し伸べる側の立ち位置にいたワケです。シリーズを通して、子供がゲスな大人に振り回されている点ではモヤモヤ感が残りますかね…。先発作で下がってしまった株を回復するという意味では、陛下にとって本作は救済企画だったのかも？！

番外編です。腹違いの兄弟の関係がいいです。本編よりこちらのカップルの方が好きかも本編は続きがでないのが残念です。

ベルばらの池田理代子先生や、7つのエルドラドの山本鈴美香先生の様な昭和のかおりがする作風でした。本編の初夜が未完らしいのでコチラを読んでみたのですが、ちょっと前国王がゲス過ぎて嫌になるけど、王子と妾腹義弟の絆の強さがわかる番外編でした。

番外編...。番外編を出すのなら、本編の続きの話を読みたかった。

本編が、どうやら「未完」のようで満足させてもらえませんでしたが、こちらの眉目麗しい兄弟のお話で、ほっこり満足させてもらいました。

BLというより昔の「やおい」とか「ジュネ」って呼んだ方がしっくりくる雰囲気の漫画です。マクシミリアンがルクレツィオを抱いたらどうしようかとドキドキしましたが、何もなくて本当に良かった！「初夜」の本編ではちょっとアレなマクシミリアンですが、ルクレツィオに対しては兄弟愛でとどまってくれたようなので安心しました。それにしても国王は最低！自分の愛人の子ってつまりルクレツィオは血の繋がった自分の息子ってことなのに、犬畜生にも劣るやつだなと思います。それにしても手籠めにされたときって彼は一体いくつだったんでしょう。本編の小鹿よりはもう少し幼く見えましたが、精神的に小鹿より全然大人でしたｗ