レビュー一覧

中原さんの本を他にも何点か読んだことがありますが、ハズレてたと思ったことはないです。今回は攻めの鵜飼さんが、まぁ男らしくて読んでいて惚れぼれしました。終始かっこよかった。お相手の西沖さんも、仕事のために体をはって潜入捜査していて、気づかないうちにストレスためているんだけど、ジワジワと鵜飼さんがほぐしていって最後はハピエンなので満足です。

攻めの鵜飼さん、大活躍しすぎじゃないですか。決して弱々しいわけでもなく、凛とした男前な受けの脆さを見抜いて、ほどよく寄り添っていく懐の広さ。熱い想いをストレートにぶつけてくるワイルドな愛し方も良かったです。受け視点しかないのがほんと惜しいです。ショートストーリーでいいから、甘い攻め視点が読みたかったです。潜入捜査がメインで、信頼関係からのラブはいきなり感がありますが、おもしろかったです。仕事のデキる男達がカッコ良く、すれ違いの多い前途多難なお付き合いになりそうな2人の続編が読みたいですね。

受けが性格男前で攻めと張り合えるくらいには強い設定が好きなのでストライクです。刑事ものだけど、弱ってる所を強引ぎみな攻めと出会い絆されていく、そういう意味では王道ストーリー。王道ストーリー好きも、刑事もの好きも、エロもありますし、1冊にまとまってて終わりもスッキリなので読みやすいと思います！もっと受けの刑事要素あったらさらに良かったと思うので星4つにしときました笑

攻めの鵜飼さんが受けの仕事を突き止めるために癖を暴いていきながら、受けを癒していく会話や行動がとてもよかった。ストーリー展開やキャラや背景もblの良さがあって面白い。

カジノの裏に潜む巨悪と戦う捜査官、そこに所轄の刑事との恋愛を絡めた、甘さとかラブラブなどとはかけ離れた硬派なストーリー展開に最後までドキドキハラハラ楽しめました。BLとハードボイルドのバランスのいい一作です。彼等の努力は報われるのだという後味のよいラストにホッとしました。

受も女々しくなくて良かったです。そしてアウトローな刑事の攻がカッコいい。でも受目線でお話が進むので、最後に告白させるだけじゃなくもっと攻の心理も欲しかったかな。

近未来を見るような内容でした。潜入操作にはドキドキしました。西沖を見初めた!？鵜飼が味方で良かったです。痛快までは無いけれどハラハラドキドキ＋ＢＬ堪能しました。

潜入捜査官X所轄刑事という硬派な組み合わせで、話もサスペンス調で二人の関係だけでなく、犯人がどのように捕まるのかハラハラしながら読めました。

攻が男らしくて格好良いのはもちろん、受もしっかり信念を貫く凛とした男前で素敵でした。常に受目線なのでそちらにはバッチリ感情移入できましたが、最後に少しだけでも攻目線のお話しが読みたかったかなと思いました。

評価がいまいちのようですが、個人的にはとても楽しめました。潜入捜査のハラハラも良い塩梅だし、何より獣み？のあるセックスシーンが好みでした。