レビュー一覧

誰もが知ってる、知らないと呆れられる超名作。リボンの騎士は余りにも人気が出たため何度かリメイクされているが、これはその中で一番有名なストーリーのもの。少女漫画を生み出した画期的名作と言われている。瞳にキラキラ、恋愛がメイン、ヒロインに何度も襲い掛かる苦難と悪者、ヒロインを助ける小さな味方などなど。少女漫画の定型を作り出し、今なお輝き続ける名作。

トランス法が可決された現在2023年にこの作品を読むとなんとも感慨深いものがある。終戦後から現在まで約８０年掛けてネオコンマルクシスト達が着実かつ巧みに、まるで悪質な宗教の様に、教育機関、政治、司法、メディアをも掌握した現実を巨匠は当時果たして見越していたのだろうか。セルフIDの暁は人類の破滅や如何に。

手塚治虫先生の最高作品の１つ。今読んでも面白いストーリー。

男女２つの心を持った王族の子供が、それを隠しながら生きる

懐かしさから再読しましたが、今読んでも男の心と女の心を持つという新鮮なアイディアや乙女心をくすぐる男装やドレスなどの変幻自在な可愛さなど、とてもロマンティックで素敵でした。

ものすごく懐かしかったです。何十年も前に読んだけど今でも覚えてるし名作って色褪せないもんですね。少女に戻ってハラハラしながら読んでます。

リボンの騎士てったら『タラリラッタリッタラッタラッタッタ～♪』しか記憶になかったよ、こんなに文字通り山あり谷あり海ありのアクションファンタジーだったのか。もし現代の感覚で細部をもっと作り込んだら超巨編になってそうだ。下巻収録の2作品も勿論初めて見たけどショパンの話いいなあ。やはり歴史・社会ネタをくっきり描かれたのが光ってて好きだ、手塚作品は。

男女両方の心を持つサファイアの、豊かな感情表現の仕方が大好きです！いつ見ても、とっても可愛いと思いました！

男でもあり、女でもある。しかしそのたびに気持ちも変わるという、両生具有とはまた違う内容のなか女として恋をするサファイアの葛藤。また魔女の娘が恋をし、王子を独り占めしたい気持ちがありながら、最後は王子を守ろうと行動する姿に子供ながら感動した覚えがある