レビュー一覧

ずっと好きなお話。シリアスだけど、暗くなりすぎず、前に進む漱とガートルード、どんどん仲間になる元敵達がみんな魅力的です。たまにある甘い雰囲気にもきゅんとします。草川さんの作品の中で一番好きです。単行本だと番外編入れて全五巻。短編もじんわりくる作品が入ってて素敵です。誰かの為を思って行動する話、ぜひ読んでみて下さい。

懐かしい！草川為さんの中で、一番好きな作品です。ガートルードとサハラの、独特な掛け合いが、ちょっと笑えます。他にも、魅力的なキャラクターが、結構出てきて、とにかく、面白いです！派手な作品ではないですが、オススメです。是非、読んで欲しい！

やっぱり面白かった。今風の定番ルールとかが無いので、少し前のファンタジーは面白いです。丸ごと本編ですが、１巻も２巻も巻末にショートや挿話がいくつも入っているので、お得な気がします。

子供の頃読んで作者のファンになり、以降全作品読んでます。現実世界とファンタジーの掛け合わせ、キャラの個性も魅力ですが、選ばれる言葉がとても綺麗で心に響きます

草川為さんの作品は、全部読んでいます！懐かしくなって、電子書籍を購入しました。キャラクターたちの関係性、距離感が、読んでいて心地好いです。展開が早い分、番外編がほっこりしていて、楽しめました。昔の作品でも、やっぱり好きだな😆としみじみしちゃいました。

連載されていた頃に途中から読み始めたので、どう言う始まり方だったのかが気になっていました。試し読みしてみたらどうしてももう一度読みたくなり、購入しました。登場人物がみんな魅力的で、大好きな作品です。

1巻1巻が約400ページで一気に読めてしまうせいか話の展開が早いような気もしましたが、面白かったです。主人公(?)が、人間に造られたという設定のため、深い部分もあり、モノローグにじーんとします。そしてそういう感動的な場面にも、ところどころギャグを突っ込んでくるのがまた絶妙です。

絵柄といい会話や独創的なストーリーのテンポの良さといい自分にとってとても大切な思い出深い作品。「自分は他の誰にもなれない」というのがこの後に発表された『黄昏恋々』など他の作品にも通じるこの作者さんの一貫したテーマのように思いました。

色々な悪魔の体の一部を寄せ集めて造られた人造悪魔のガートルード。そして落とした、あるいは取られた体の一部を返してもらうためにガートルードを追う悪魔。ガードルードと悪魔の争いに偶然巻き込まれてしまった女子高生・サハラこと佐原漱。ガートルードとサハラが悪魔に狙われて戦ったり、逃げたりするうちに、二人は同志のような絆で結ばれていきます。他人のパーツの寄せ集めという拠り所のないガードルードのアイデンティティですが、一貫して自我を保って、自分は自分だと主張するガードルードがかっこよかったです。

ヒロインがいい！ストーリーもいい！絵や表現がもう少しわかりやすかったらなぁ、と思うところもあるけれど、これはこれで勢いがあって、とても好きです。CG駆使しつつ実写映画とかにして欲しい作品。