レビュー一覧

オムニバスが四話。「僕の棺で晩餐を」はテーマカラーが白、「黄昏恋々」は赤、「暁のかげ」は「黄昏…」の敵役が主人公で三作品は吸血鬼もの。「しのびごと」は生まれ変わりの話。全て大団円＆ハッピーエンドの話ではないが、「これが最良だった」と締めくくっていてその余韻が心地よい。読後感はそう悪くない。個人的には力技でハピエンに持ち込むぬるいファンタジーより全然好み。もっとエピソード的なものが読みたいと思うくらいでちょうど良かったのかも。

ガートルードのレシピが好きだったので借りました。全て悲恋終わりですが、絶望だけじゃなく希望のある終わり方なので、納得できました。

どのお話も面白かったです。元々この作家さんが好きなのもありますが、しっとり染み渡るようなお話に、人じゃないものと人間の表情の違いに色々考えてしまって何だか切なくなりました。最初と最後のお話が特に好きでした。かなうならほんの少しだけ、後日談が見てみたかったです。

どれも切ないお話です。非現実的なお話ばかりで、入り込んでしまいました。夕暮れ時や夜中こっそりと読むのがおすすめで

最低でした。。色々な話が入っているのですが、すべてアンハッピー。趣味にはしってるとしかいいようのない一冊です。

どのお話もせつないお話でした。表題のお話がよかったかな。

久しぶりに草川さんの作品を読みました。悲しくも人の強さと優しさが伝わってくる作品で気に入りました。

どのお話も面白いけど、切ないです。短編集なのでさくぅと読めます。

作者さん買いです。うーん、どれも切ないので、胸がぎゅっとなりますが、今回もやっぱりストーリーやキャラが大好きです。人魚姫のようなタイプの悲恋です。

切ない短編集です。吸血鬼物と幽霊物のロマンチックホラーで、絵も綺麗だし良かったです。