原作は"The Brides of Penhally Bay"シリーズ(全16作)の3作目です。このシリーズは5作目の『王女の秘密』が中村地里先生、10作目の『夕焼けに染まる海辺で』が藤臣美弥子先生でコミック化されています。また今作にでてくるケイト・アルソープ(ジェムの母)は”St. Piran's”シリーズの1作目"The Wedding of The Year ”(キャロライン・アンダーソン作)のヒロインです。今回の話ですが作中経過時間がほぼ1晩で終わっているのがちょっとハーレクインでは珍しいですね。賛否両論あるようですが適度にハラハラドキドキ展開もあり私は好きです、この話。特にレスキュー隊長のキャラが中々たっていて面白かったです。
レビューを表示する
うーん、悩んだすえに、この評価。長い過去があって、現在、大きな事故があって物語が急速に進展し、二人の気持ちを近づける、話。たぶん、原作を現在だけに絞って描いたのかな、と思えるような・・・ヒーローの気持ちは最初からわかる。ヒロインの気持ちも最初からわかる。でも何かが隔たってて前にすすまず、事故のあとで大団円的にくっつく・・・なんか、あんまり好きじゃないなーと思ってしまって、まりとさんの絵はすごく好きなんじゃけど、やっぱりあんまり好みでない。人物的には、レスキューのお兄さんの子憎い演出が好きでしたが!