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時系列はどれが最新なのか、けっこう迷いつつ鬼のように読み込んでしまいました。一見、服従する側→優位。服従される側→劣位と思われるドロっとなりそうなところを『役割』としてサラっと昇華させていった成長劇のように読みました。ここまで影響し合ってきて、本人達がそれを肯定しているのですから、仮に片方が結婚して、あたかも最後のようなホニャララをしようとも。人生は長い。リアルなら、また絶対この人らヤルわ。しかも絶対リバ予備軍( ̄+ー ̄)キラリと思った次第です。旅先の頭揉み揉みシーンと出張帰りのタバコのシーンは背徳的な香りプンプンで、臓腑が踊りました。
幼馴染の二人が、数十年という長い時をかけて築き上げてきた濃密な関係。一見、主従関係のように見えながら、実は囚われているのはむしろ「主」の方であるような…。煮干し子さんの「ふしぎなともだち」もとても好きでファンになりました。この作家さんは静かな流れの中にも、人間の感情を巧みに描いていくセンスが非常にあります。「沈黙」に語らせる上手さ。他の方も仰っているように、この二人の関係はそう簡単には切れない。お互い結婚し家庭を築き、子どもも成すかもしれない。それでもこの二人の秘かな想いは、おそらく一生切れない。そんな気がします。
ふしぎなともだちが好きだったのでサンプル読まず迷わず購入したんですが…うう〜〜ん。暗めの話があまり好きじゃないので少し後悔。でも物語的にはハッピーエンドなんでしょうね。キャラクターの外見をワザと似せて描いてるのでしょうがちょっと読んでて戸惑いました。ふしぎなともだちは何度か読んでるうちのクセになる読了感だったのでこれも何度か読んでるとクセになると信じての☆3で。やっぱりサンプル大事ですね!
暗いお話が好きな人にはオススメです。絵と雰囲気にすごい独自性があります。わたしは好きな雰囲気でした。こうどんどんズズッと引き込まれるような感覚でした。なんて言うんでしょう、昭和感がある切ないような雰囲気で包まれている気分になりました。漫画というより映画を見ているような感じです。BLというよりは二人の男性の歪な人生譚?ですかね。わたしはたまに思い出した時にまた読みたくなります。冬が近づくと読む回数増えそうです〜。
病み特集でよくこの作品が上がってくるので拝読。苦手な分野。イトコで主従関係かぁとドキドキしながら読んだが意外にあっさり。絵もきれいだし痛くもないし予想以上にエロシーンが多くてとまどったが総じていい話だと思う。じんわりした感じ。キャラもよかったです。
暗くてお腹にじわーっと来るようなお話ですね。文学的。こういう表現がホント上手い作家さんだなと思います。主従関係なのですけど、これは彼らが長年役割を粛々と果たした結果とも言え、共依存というのが近いかな。これを運命(destinyじゃなくてfateのほう)としているのはまさに彼ら。傍目に見ればいとこ同士が惹かれ合っているってだけの話であって、作者さんのあとがきや、相互リンクペーパーの之也の反応が本質だよなぁと思います。世の中の運命なんてほとんど当人の思い込みだという点すごく共感します。
お話内容好きでした。2人もっと素直になって幸せになって欲しいゆがみすぎてる、、けど読んで心が熱くなりましたね、、!
「ふしぎなともだち」がとても良かったので、だいぶ前に作者買いしました。購入当初はあまりハマれず、なんだコリャ…と思っていました。今回、久々に読み返してみましたが……。何回も読まないと良さが解らない作品なのかな?たま〜に素敵なシーンも出てくるのですが、気持ち悪い表情が出て来るし、作品全体的に恋愛部分(←愛かどうかも解らない。執着???)は多くを語らず、表情、仕草、意味深なモノローグで表現して来るので、解り辛いし、読んでいて疲れるし、読解力が必要な作品だな…と感じました。私は読解力が無いので、何回も作品を読むコトでその作品の良さを見つけ出すタイプなのですが、残念ながらコチラの作品は、何回も読み返して良さを見つけ出したい!と思えるキャラ的魅力、作品の吸引力を感じ取ることが出来ませんでした。 高評価が殆どなので、読解力がある方にはたまらない作品なのかな…。 新井さんの作品は読み易い物も有りますが、コチラの作品のように読解力が無い読者はノーサンキュー…といった作品もあり、新井さんが伝えたいコトが読み取れず、大変残念です。
表紙に惹かれてレンタル。うーん…何だかすっきりしない終わり方。顔が似てるが性格や周りの評価が違うっていうのは微妙。あんなに顔を似せる必要はあったんだろうか?後半は過去の場面が急に出てきたり少し分かりにくい場面があった。
お互いが異なる執着によって結びつく歪な関係。ある種の共依存ですかね。モノローグの言葉達がとても深く美しいです。結末にきっぱりとしたオチを付けない純文学のような作品…でしょうか。
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時系列はどれが最新なのか、けっこう迷いつつ鬼のように読み込んでしまいました。一見、服従する側→優位。服従される側→劣位と思われるドロっとなりそうなところを『役割』としてサラっと昇華させていった成長劇のように読みました。ここまで影響し合ってきて、本人達がそれを肯定しているのですから、仮に片方が結婚して、あたかも最後のようなホニャララをしようとも。人生は長い。リアルなら、また絶対この人らヤルわ。しかも絶対リバ予備軍( ̄+ー ̄)キラリと思った次第です。旅先の頭揉み揉みシーンと出張帰りのタバコのシーンは背徳的な香りプンプンで、臓腑が踊りました。