レビュー一覧

白龍道中記でも書きましたが、この作者さんは独特の生々しさ（ちょっと泥臭い感じ）を持ったお話を書かれます。この人でなしの恋から始まるシリーズは大好きで（白龍道中記と違い、こちらは完結済み！）、十年以上前に購入した紙のコミックが未だに家に有りちょくちょく読み返しています。時代設定は大正～昭和初期がメインなのかな？カップリングは作家×作家で、それぞれの話ごとに架空の小説が登場するのですが、初っぱな第一話の小説が攻の書いた私小説（エロ）という辺り、確かにこの時代やばい私小説（私小説に限らず評論とかもとんでもないもの）書く作家結構いたな、、、と現実にありそうな生々しさを感じました。BLコミックの中では最も好きな話の一つです。サンプルを読んで絵や生々しさに耐えられない、というのでなければ是非目を通していただきたい作品です。

15.6年ぐらいの作品で、絵柄も古く感じますが…。絵柄なんて全く関係ないです。執着心強め攻めが好きな方は是非。とりあえず、早く全巻読みたいです。

少々古い作風‥‥又そこが良い！のだが（自分もだいぶ古びている）‥‥創作活動をする者の妬みと､愛欲に絡んだ此の作品は中々シブク心に残った。同タイトルの乱歩の小説も再読したくなる…

こんなに惹きこまれるとは…最後まで見て欲しい作品です。愛が溢れてる…。

穏やかな良識派vs激情型の恋愛模様。絵に癖はありますが、人物像がしっかりしていて面白いです。

古い作品ですが気に入っているのでたまに読み直してます。天涯の執着が怖いです。相手を思いやるという事はなく自分の気持ちをぐいぐい押し付けてきます。でもカヲルも諌めながらも絆されているので決して一方的な執着愛ではないです。またそれぞれのタイトルが絶妙なんです。今のさら～って読めてしまう漫画に慣れている人にはかなり読みごたえあると思います。

絵もストーリーも古い感じです。随分前はこんな感じが多かったのかなぁ。

切ない恋の物語。激しくわがままな攻めの一方的な片思いが高じたのかと思いきや、実は両想いなんて切ない～。

評価高かったわりには、期待はずれでした。時代の雰囲気は楽しめます。