レビュー一覧

『バイキングの花嫁たち』というミニシリーズの二作目ですね。三つ子ヒロインの堅物担当のお話。どんなシリアスなお話かと思ったらラブコメテイストなお話でした。面白くて何度も笑っちゃいました。グランドリア王国一のプレイボーイと名高いヒーロー。けれどヒロインの妊娠が発覚するや身も心も翻して誠実な夫候補に。素敵でした。何よりヒロイン思いでとっても優しいところが良かったです。

4兄妹の長女のお話。どうして魅かれたのかはいまいちわかりにくいけれど、ハッピーエンドで良かったです。お酒と場の勢いで関係をもってしまった二人の事がバレてしまう一件が、なんだかちょっと古くさく、ちょっと違和感がありました。「白夜のプリンセス」「宿命の出会い」「仮面のプリンス」の一話ですが、セットでまとめて読んだほうが楽しめると思います。

三姉妹の中で一番しっかりしてそうなヒロインがよもや・・・ヒーローもポケットチーフを出したつもりが・・・っていつまで入れてんのよって突っ込みたくなりました（笑）

出逢ったことで、今までの自分と違う自分が引き出された二人。私はこんな女じゃないはず、、なんで？と戸惑いながらヒーローに惹かれてしまうヒロイン。きっとヒーローの側も同じはず。最後、互いに何が大事なのかわかり、しっかり結ばれます。それはいいのですが、なんか王国の縛りが好きになれず、釈然としないシリーズです。そしてヒロインの母が何があったのかが気になりました。

三姉妹の中で一番好感が持てるヒロインでした。ヒーローもふざけてるようでかっこいい。ちょっと気になったのが、一作目のヒロインが自分の夫が好きすぎるあまり、平気で人の恋愛に口を出すようになったこと。自分の夫が私生児として育って苦労したからといって、一人で子供を育てるというヒロインを責め立てるのはちょっとどうかと思いました。一作目では優しくて人の気持ちがわかる女の子って感じだったのに、なんだか残念です。

シリーズで借りています。星合先生の絵はハーレクイーンらしい華やかさがあって好き。これは堅物のヒロインが伊達男に落ちる話。ベタですが好きです、こういうの。

堅物のヒロインが伊達男と酔った勢いの過ちから自分の硬い殻を打ち破るお話かな、と思いました。一作目のヒロインが結婚した途端に、自分の姉妹の決意を非難するようになったのは、「ああ、結婚って人を変えるのね」と思ってしまい、それまでの姉妹愛が否定されてちょっとがっかりしました。

真面目なヒロインとちょっとお茶目なヒーロー。ヒロイン妹の婚礼パーティで踊り、なぜか一夜を共に。恐い国王にヒロインの相手とバレるシーンがコントです。ヒーローはプレイボーイ設定でしたが、一途で素敵でした。ヒロインもアメリカで女医になりたいと最初結婚に頑なでしたが、ヒーローの思いが通じハッピーエンド。しかしグランドリアという国は閉鎖的で恐いですね。

外国貴族とのたった一度の過ちで妊娠するドタバタ劇が楽しめました

プレイボーイなヒーローが妊娠したヒロインを追いかけるのは分かりますが、この気持ちがいつまで続くのか甚だ疑問です。