レビュー一覧

王子の箱舟は自分の好みの話。単純な主従関係物でなくSFと言ってもいいかも。もっと長編で王国が滅びた詳細や、クーデターにアルマンが加担した経緯、あえて手紙を開封しなかったアルマンの気持ちなどじっくり読んでみたい。短編集なので行間を読んで、想像で補いました。ベタですが、王子とアルマンのイチャイチャと、表情が変わらないアルマンの、理性が振り切れているところが見たかった。ヤリチンとシスコンのリーマンのは深刻になりそうな監禁調教なのに、なぜかそんなに重くない。異母兄弟の決闘ものは、まさかの黒髪年上のネタバレに最後驚きました。30代小説家志望と高校生の話は、また2人の物語が始まる予感で、決してバッドエンドではないと思う。

挿し絵の活動の方が多い円陣先生のコミックは素敵な絵がいっぱい堪能できます。ストーリーがファンタジーすぎていまいち理解できない描写がありました。

この時期の絵が好きで攻めも受けも好きな系列。ファンタジーBLみたいな感じがしました。エロ描写は少ないです。

不思議なトーンの作品集。どれも秀逸。悪夢のような甘い夢のような表題作は意表を突かれました。ちゃんとエロいです。

記憶というか時間軸というか、さらっと読むとちょっと置いてかれます。そこがまた後ろ髪引かれる感じでいいです。

80年代のjune系のような哲学的三島的なBL演出。古いBL感満載。分かりにくい。おカネ戻して欲しい。

表題作の他にも数話入っています。どの作品も美形ばかりで惚れ惚れします。2人の気持ちが通じ合ってる描写はあるんですが、その先は描かれてないのでなんだか焦ったいです。

小説の挿絵が素敵で、この作品を読んでみました。どの話もストーリーが難解でした。

ラブが少ないボーイズラブと言うかファンタジー要素が大きくてHシーンもあまりなく、いまひとつ物足りなさがありました。絵は美しいです。

絵は綺麗なんですけれどちょっと解り難い短編集です。説明不足で終わる事が多くて残念でした。