レビュー一覧

本橋先生の耽美な絵は健在ながら、帝国のカイザーはいつも命からがら…でも、どんなに強大な組織なのかはよく分からないのです。耽美なんですが…

冬彦ちゃん大好き～！やっぱり本橋先生はオリジナルが一番。「この身に男は入れられてもお茶を入れることは出来ません」が名言過ぎるw

兼次おじ様シリーズが急に読みたくなったら無くてこちらを読んじゃいました。幻想薔薇都市、兼次おじ様シリーズも読みたいです。久しぶりに濃い作品、どっぷり世界にハマって楽しみました。

紙媒体の時から好きな作品でした。懐かしくて、つい、ありがとうと思いながら読みました。本橋先生の独特の世界大好きです。

ナチスと日本軍が作った第三の帝国、そこに君臨する王と、王に使えるためだけに生きる美貌の麗人。最初は反発するも愛にも気付いて運命を受け入れて生きていこうとするのに、遠回りというかすれ違いばかりでなかなか結ばれない二人。敵が現れ、それを解決したら、また次の敵がな繰り返しで、一応完結したけれど、ある敵を片付けて終わっただけって感じでスッキリしません。もっと二人が愛を語るところが見たかった。

昔大好きだった作品が電子で読めて嬉しいです。他には無いストーリーやセリフが面白いです。

美しい世界。日本とドイツ連邦の裏では第三帝国が築かれていて…その皇帝と彼に使える麗人のお話。もう…パタリロの様に永遠に続いて欲しい物語です。手描き原稿であれだけ美しい小物や服の装飾は、今読んでも感動してしまいます。

耽美。もうその言葉につきます。美し過ぎます。私は漫画でも長髪の男が登場すると冷めてしまうのですが、冬彦の長い髪は自然で全く違和感ありませんでした。タバコを持つ指の美しいこと。

現実味はないけど、絵もストーリー美しく、それだけで満足です。もう一度読み直そう。。。。

絵がすごく綺麗なのと、物語も面白くて切なくて大変よい。でも、二人の進展がそんなに見れないから残念。