レビュー一覧

面白かったです。一巻を無料で読んで、そのまま三巻まで借りてしまいました。主人公が丁寧に描かれていて、作家の人との関係も爽やかで不自然でない進展だったし、好感が持てて応援してくなる2人でした。ただ話が、お仕事ものだったり年の差恋愛ものだったり、コメディだったりシリアスだったり、話が微妙にとっ散らかった印象だったので、三巻ならもう少し絞っても良かった気がします。あと、主人公の元カレとか作家さんの元カノとか作家を批判してる評論家とかのキャラにあんまりリアリテイがなく、都合良く設定された印象でした。しかし丁寧な心理描写が補っているので、読んでみる価値はあると思います！

続きがあってもいいかなと思うくらいですが、3巻完結できれいにまとまっています。過去の恋愛から男性恐怖症になった編集者の主人公と、新作を書けなくなった悲恋小説作家、似た者同士がその傷を克服し、お互いを想い合うまでが多彩な脇キャラとともに描かれています。絵柄の雰囲気もあってやさしくほのぼのとした印象と、要所要所で心にぐっとくる言葉やエピソードがあって意外と読み応えがありました。心がささくれている時に読むといいかも？

なんかほのぼのしていていいなぁ~。最後がもう少し分かりやすい方が私は好きなので4つで。

一気に最後まで買って読んでしまったぐらい面白かったです。それだけに、本当にもったいないなぁと…主人公が男性に触れられるのが怖くなるほどの「過去」が、びっくりするほど薄っぺらいもので本当にｶﾞｯｸﾘきました。あれほどの後遺症になるぐらいなんだから、すごい話かと思いきや…あんなの、犬に噛まれたぐらいのエピソードだと思う。ずっとずっと何年も引き摺って、男性恐怖症になる価値もないぐらいの、誰にでもあるよね、って感じの軽い話で、しかも彼と再会するシチュエーションも陳腐…たったあれだけで乗り越えられる傷なら、最初からあんなに引きずったりはしないと思う。自分を悲劇のヒロインにして酔ってたのかなって思うぐらい。もっともっとえぐい傷を持つ2人がもっともっと時間をかけてゆっくり近づいて、お互いの存在を気づかないうちに必要としつつ、癒しにしていく様を見たかったです。鬼頭さんも退場が早すぎる。田村先生にぐいぐい行き過ぎ。つかず離れずの微妙な距離感で、思わせぶりな態度をしつつずっと主人公にプレッシャーを与え続ける役回りの方が面白かったのに…途中からさくっと話が進み過ぎて、本当に残念です。ご都合主義的な展開さえなければ、もっと面白くなったのになぁと…個人的な意見でした。

編集の仕事をしているからかもしれませんが、全てが都合よく動きすぎていて、イマイチ楽しめませんでした。「漫画だから」と言われればそれまでですが、こんなに構ってくれる上司や著者がいるなんて、なんて恵まれた主人公なのかしら、と。人間としてあまり主人公に魅力を感じなかったので、余計に違和感を覚えました。もうちょっと、わかりやすい可愛げがあればなぁ。女の子らしさというより、一生懸命さというか、必死さというか、健気な感じがあれば、応援できたのかも。

一巻無料を読んで、続き(伏線)が気になって二巻購入。二巻で登場する主人公のライバル?亀頭さんがとても良くて、最終巻の三巻は試し読みもせず速攻買いました。面白かったです。亀頭さんがピカイチですが他の登場人物も、折々に挟んである小ネタも楽しめましたし、読んだ後何か幸せをもらった感じです。

良い恋読ませていただきました！でもいつも恋愛物って恋が成就するところで終わってしまって、その後どんな風に過ごすのかが殆ど見られないのがとても残念です。どうしてなの〜！色々あった二人の恋が成就した後の方が断然読みたいのに〜〜〜！！！

最終回が気になってレンタルしました。いい終わり方でしたが、もっと両思いになったあとの２人をみたかったです。

ドタバタコメディのような感覚で、ドキドキ感覚はなかったです。

応援したくなるヒロイン。もう少し続いほしかったです。