レビュー一覧

なんでか読んでいて涙が止まらなくなりました。美少女が、好きな人と一緒になっていく過程と、本物の自分自身になっていく過程が同期していて、気持ちがどんどん自由になっていく感覚が擬似体験できます。作者の適度な距離感を保った視点が、より、彼女の恋を身近で現実的ななものに感じさせてくれました。作中に、アメリカで、"83歳のレズビアンです。幸せです。"というプラカードを持って立つお祖母様のエピソードがあります。必ず常に幸せじゃなくてもいいし、色んなことがあったかも知れないけど、このお年まで、自分を偽らずに生きていることははっきり幸せだと言えることだ、と思います。

こういうのがよみたかった。リアルでよい。ためになった。

まきむーさんは某バラエティー番組でフランスでの幸せそうな生活を拝見しました。小池さんの作品をもっと読みたいです。

まきむぅと森ガの出会いを知ってほっこりしました。

LGBTの丁寧な解説も良かったけれど、何やり作者と同居人の関係性、おたがいの考え方が素晴らしいと思いました。

元々牧村朝子さんのファンだったのですが、『あ！ここにこんなのあったよ』と迷わず購入。“LGBTs”という概念にこだわっていないのでスラスラと読めました！

レズビアンというセクシャルの深いところまで掘り下げながら、このタレントさんの性格とライターさんの絵柄が可愛い感じでさっくりと読みやすいです。レズビアンだからどうのこうの、そういうのをとっぱらって、このどっかの世界の誰かの恋愛を、誰もが持つ苦労と悩みを交えながら描いたとても面白い作品です。自分もこの先の未来、そういう言葉を無くして誰もが自由に恋愛して、結婚できればいいなあと思いました。