レビュー一覧

作者買いです。先生の世界観が好きですとのお話しもあまあまでした

立野先生大好き。少女漫画からお世話になってました。お話は立野先生お得意の「花とゆめＢＬ版」って感じの学園ものでした。しかし２巻で女子高生が出てくるんですが、立野先生の描く女性ってファッションから性格まで昭和で止まってる感が否めない。（かといって男性も古い感じではありますよ）だから立野先生には極力ＢＬでは女性描かないで欲しいなぁ〜と思うのでした。でも本筋のストーリーは２巻のカップルの方が好み。

作家さん買いです。表題の一巻目は、仲の悪い兄弟校の生徒会長同士が恋人になるまでのお話。他、取り巻き達2ＣＰの話あり。二巻目は、幼なじみでもあったその生徒会長にふられ、傷心している受けに敵校の攻めが甲斐甲斐しく世話をして始まる話。個人的には、二巻目の方がＢＬ要素も散りばめられ、ラブラブ度もあって好み。更に、一巻目のＣＰと二巻目のＣＰとの対比が物語に表れている。最後に、相手を「名前で呼ぶ」に拘った話がかわいい。

８０年代からずっと漫画家さんをやっているだけあって、安定の作品です。基本的に少女漫画出身の作家さんなので、絵もきれいで美形キャラが揃っているから、初心者にも読みやすいものだと思います。ただ、意外だったのは、１巻当初に出て来た会長同士じゃなくて、２巻から出張る副会長同士の方が重点を置いて描かれている事。そして、このロミオ×ロミオの発端が作者が、原作の「ロミオとジュリエット」のロミオと親友のマキューシオを読んでていて「腐」の香りを自分で醸造させていた事！作者さんの年齢からして、1960年代から1970年代の小学生で一人で「腐」の香りを醸造させていて作品に繋げるなんてすごいです（笑）

最近、BLにはまりました。青い羊の夢を読んで立野先生のファンになりました。綺麗な男の子たちの恋が、短編のように描かれていて、とても面白かったです。

好きなんです。立野先生の学園もの。この作品も、初心者でも安心して読めると思います。2巻ともまるまるこの設定でのお話です。他の読み切りは入っていません。たっぷり楽しめます。カップリングは副会長×副会長が好きですが、舞坂会長の漢前っぷりにやられました。

中の悪い学園同士が…タイトル通りのロミジュリの男性版。少女漫画っぽい展開ですが立野先生らしいストーリーです。

仲が悪い兄弟校の生徒会長同士と2組の生徒会メンバーカップルからなるお話。立野先生にお話はすごく好きなのですが、今回はあまり私の好きな要素は多くなかったです。どのカップルも割とサラッと流して読んでしまいました。サラッと読みたい人には立野作品の中ではサラッとしてて、可愛いのでオススメです。