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真相が闇の中で、何ともモヤモヤした終わりかたですね…絵が下手過ぎて、話しに入り込めませんでした!
終わり方が何とも微妙でモヤモヤが残ります。事の始まりとなった殺人は何が原因で起きたのかイマイチ分からず…。読者の想像に任せますってことなんでしょうか?
なんというか、おさまりの悪い話でしたね。すっぱりきれいに終わる事件ばかりじゃないのでしょうが、事実も真実も闇の中。下手すればまだ死者が出そうって。まぁ何もかも全部公表はできないのでしょうし、警察さんの頑張り次第ではあるんですけど。いっそ題材にされた仏像さんに、煩悩だらけの人間ですが、見捨てずによろしくお願いしますって祈りたい気分になりました。小説かドラマで見たらまた違う感想があるのかもしれないですが、ちょっと残念な感じでした。
実際に有った仏像盗難事件が題材になっています。悠久の都、奈良を舞台に、仏像に取り付かれた人間たちの虚と実を追う光彦。テレビドラマではかなり脚色されていましたが、本作は原作通りの仕上がりです。内田康夫の中でも異質な終焉を迎える作品で、そこに歯切れの悪さを感じるか、余韻と取るかはそれぞれだと思います。仏像の時代を越えた美と、人間の様々な情念の対比が際立った作品でした。
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真相が闇の中で、何ともモヤモヤした終わりかたですね…絵が下手過ぎて、話しに入り込めませんでした!