レビュー一覧

面白かったですよっ。内容はタイトル通り超嗅覚を持つ探偵さんと警察官の主人公が色んな事件を解決して行くのですが、この手の特殊能力推理系にありがちな独り善がりなお話しにならずリアリティーあるファンタジーに仕上げる那州雪絵のバランス感覚。飽きさせません。惜しむらくは続編はいつ出るのかしら？？な点ですかね。続き読みたい(笑)

レビューが高めだったのと皆さんの感想もよかったので読みました。面白かったですが、続きがありそうな終わりかたなのに完結してるので★４つとしました

いやー男らしい！！炎天下の地面に何時間も這いつくばって臭いを追う操のカッコよさを皆見てくれよ！！もっと続いて欲しかった作品だけに完結は惜しい。これ実写化してもかなり面白いストーリーとキャラです。似た嗅覚設定のN〇Kドラマよりもウクライナドラマよりもこの作品の方が先に世に出てると思うのですが。著者の『それからどしたの仔猫ちゃん』に女版操の作品があってこちらも面白かった。もー那須雪絵ボーイズ超おススメ！！

すごくすごく面白かった！超能力って創作においては凄く凄く役立つものとしてチート的に描かれることが多いけど、確かに実在したら人が隠したいものを勝手に無意識に暴けてしまうわけで、疎まれるだろうし、だからこそ松下はデリケートでセンシティブな人間になってしまっていて、自己肯定感も低い。でもそこにがんがん踏み込める無神経な神保が、とても救いの光に見えてきた。たぶん内容的には10巻ぶんくらいあるものが3巻にまとまっていて、描こうと思えば20巻でも30巻でも続けられそうな濃度と密度だったので、最後のほう「これもしや打ち切りされちゃったの？すごく面白いのに勿体ない…」と思いながら読んでたけど、あとがき読んだら9年もかかっていたそうで、特殊な連載形態だったのですかね？それなら仕方ないのかな。何はともあれすごく面白くて1日で読破しちゃいました！楽しい時間をありがとうございます！

特殊な能力を持つものの孤独みたいなものを描く漫画は結構多いと思うのですが、この本は結構現実的というか、すごい能力があっても現実にはうまくいかないみたいなことを結構きちんと書いてあって、そりゃあ鼻が超いいというのも辛いねと思わず同情してしまいました。

めちゃくちゃ面白かった。流石那州さん！！最初はコメディ色強めだったけど、後半はシリアス展開に。なんと9年に渡っての連載だったらしい。なのに3巻だけっていうのも凄い…。これは映像化したらめちゃくちゃおもしろいと思うので、して欲しいです！

特にラストが圧巻でした。松下操がこれからどのようにその能力を活かして人を救うのか、本当に続きが読みたいです。ドラマになってほしいです。個人的には、神戸さんと操君のバディが大好きです！

んーーー…鼻がいいのはOKなんだけど例えば人間4000人を数えるのって30分はかかるはずなんだよね。動くし。そもそも顔が見えてたって、4000人もいたらその人のこと数えたか忘れるじゃん？Suicaはプラスチックだから人の匂いなんてすぐ取れるし。そもそも匂いって、鼻腔に匂いの粒子がついて脳細胞が反応するから、２キロ先から位置が分かるほど万能じゃないんだ。犬並みの魔法の鼻をプロットに使うなら、他の部分は現実的じゃないと面白くないね。まあなんか、最後にガッカリだな。能力ではなく心理面に焦点を当てていたら、もうちょい良い作品に仕上がったかもしれないけど。

一巻買ったらズルズルと最後まで読んでしまいました。作中登場人物の容姿に関してはあんまり描写されませんし、話の展開にも主人公はあまり関係しませんが、絵としてはポイントでイケメンに描いてあるので、楽しめますね。常に動きがあるタイプの画面が好きです。女性警視正の瞳孔が開いている感じと、鼻息荒くしているドヤ顔がなんだか新鮮な描写だなぁと思いました。作者の描く女性は図太い方が多いですが、男性主人公は悩み多いタイプが多いですね。

ちょっと変わった探偵。驚異的な嗅覚の持ち主。自分も鼻がけっこうきくので、興味深く読みました。