レビュー一覧

泣ける度★★★★★ストーリー★★★☆☆キャラクター★★★★☆文章力★★★☆☆文章やストーリー展開は拙い部分もありますが、気になるほどでもありません。死をテーマにしているだけあって、中盤にものすごく泣けます。号泣です。後半は少し失速感がありましたが、無事にハッピーエンド。細かい描写はないのですが、結構派手な流血シーンがありますので、苦手な方はご注意ください。内容には触れませんが、鬼が想像以上に優しいというか、受いわくヘタレです。そのせいか、今までに読んだ人外×人のBL小説の中でもずば抜けて愛を感じました。受は少し子供っぽいですが、さばさばした性格をしていたのでよかったです。泣けるBL（すれ違いの切なさではなくガッツリ悲しい話）が好きな人にはオススメします！

はぁ…良かった……非常に良かった。前作の龍神様を読んで、同じシリーズという事で借りてみたのですが、ほんと良かった…。どうやら前作からかれこれ経ったお話らしく、前作から引き継ぎ出てくるのは龍神様だけです。しかし、だからこそ最後消えてしまった鬼を元に戻そうとする潮に対し、龍神が背を向けた理由も分かってしまうというか…。エロは前作に比べると非常にあっさりしていますし、人によっては若干グロく感じる描写もあるかもですが、それをすっ飛ばして最後まで読ませるだけの魅力がある作品でした。今後もこのシリーズを見つけたら買ってしまうと思うくらい、前作、今作ともに良かったです(=ﾟωﾟ)ﾉ

己の命か、愛する人の命かを選ばなくてはならない状況で、どちらも相手の命を優先させようとします。切なくて涙が出て止まりませんでした。途中どうなるの？と思いましたが、なんとかハッピーエンドに落ち着いて良かったです。前作の竜神さまも登場してちょこっと匂わせる想い人との会話とか、クスッと笑いました。

2人のうちのどちらかの命を選ばなければならない、究極の選択を迫られます。お互いがお互いの命を優先させたくて、でも自分が死んでしまったあとの相手の悲しみや絶望を思うとそれもつらい。選択の期限が近づいて、たいていのお話は「2人とも死ななくて良い方法があった」ってなりますが、今作はそうはいかなくて……。泣きます。一応最後はハッピーエンドです。これだけ真摯に想い合ったんだから、幸せになってもらわないとね！と思います。

落としどころが前作と同じパターンだったのが少し残念だったけれど、心の動きがとても丁寧で良かった。鬼が食べちゃったシーンあたりから、もう涙が止まらない。

前作よりこちらの方が好きかも。お話のパターンは前作同様で途中攻めが受けを思うあまりに別離を選んで10年。奇跡が重なり再開するんですが、こちらの展開の方が私の好みでした。

他の方の評価を見て購入しました。ページ数より長くかんじられました。紆余曲折はありましたが最後はハピエンで安心です。このあとの二人は　きっと穏やかに過ごしていくのでしょうね。寿命の違いはあるけれど。

優しい鬼攻めと、その鬼が見える高校生受け。途中の、正に身を切る切なさ、ある意味グロテスク注意ですがよかった。シリーズ一作目の神様とその伴侶の匂わせエピソードでほっこり。本作も生死をかける問題を解決するハッピーエンドです‥

いや～もう涙腺崩壊しますよ。途中涙涙で…。青龍の…の竜神様他、助かった真吾君のお子様まで出てきますし。いや～いいお話です。

泣ける。ポロポロ本を読みながら泣きました。潮と鬼は、恋をしたのですね。お互いを思い合って苦しくて。鬼に逢いたくてなり振り構わず鬼を求めて。二人の魂が、現世でも来世でも重なり合って離れない。