レビュー一覧

表紙の御方は小泉八雲さんらしい。霊感体質の巡査が胡散臭い八雲氏の妖事件に引き回されるというよくある相棒物です。まあ普通です。絵も既存作家の影響が強いし、何処かで見た話と設定を寄せ集めたような……創作系同人誌やWebサイトにも「懐古主義似非世界」「妖と拝み屋」の話なんて、どこにでもあるよね～的な、そこで終わってしまう薄い話でした。何より肝心の八雲さんに色気もないんですよね。キャラ的な中身の魅力がないと云う意味も含めて。

小泉八雲題材。ご本人も後書きでおっしゃる通り、実在の人物を描くというのは難しくも有り知ってる人にとってはキャッチャーでもありますね。しかも近代となると、前田慶次のような史実があまりないがゆえの描きたい放題をやるわけにもいかない。題材は面白いと思ったのだけど、実在の人物の小説以上には魅力を感じないかな。改変もあまりできないし、難しいでしょうねえ。多分、小泉八雲をやったらもっと面白くなるのでは…と期待が高すぎたかもしれないです。あと、巡査は怒りっぽいなー。…といろいろ含めて突出した漫画化による魅力も特に感じないのと、かといって読んでいられない…というものもなく☆3です。

無料だったのでなんとなく読んでみたらドストライクで最終まで一気読みしちゃいました。ただ個人的に終わり方がもの足りなかったので☆4つ。

小泉八雲の著書の愛読者ですが、こちらの八雲さんは八雲さんで魅力的で、楽しめました。4巻まで借りましたが、残酷な中に、温かみ（人間や物の怪を見る目に、かな）が感じられるのがいいですね。八雲の『怪談』や史実を、こうアレンジしたか、と感心させられるかと思えば、突っ込みどころに見えたのが実は伏線で、あとから効いてきたり。侮れません。早く続きが読みたいです。

独特の世界観のお話で、自分的にはハマる事が出来ない作品でしたね。

絵がキレイ。話の方はもう少し深く書いてほしかった。読み返すことはないかな...

きれいな絵に不思議な世界で読み応えがあり楽しめました！

こういう不思議な話は好きで借りましたが、2巻でちょっと違うなと個人的には合いませんでした。主人公が第２視点ならメインがとても強くあって欲しかった。また目的な導が分からず、死者向けなのか妖向けなのか分かりません。雰囲気はとても好きですが、キャラ構成がイマイチでした。

金髪の外国人で祓い屋っていう発想が面白いですね、現代の話ではないっていうのをのも神秘さを増してます。

怪しげで独特な世界観が素敵でした。最後は詰め込みすぎ感があって、よくわからなかったです。