レビュー一覧

ドイツ人ヒーロー、なかなかお目にかかれないので新鮮でした。尾方先生の絵だと尚更精悍さが際立ちますね。継母が無邪気で可愛らしく、赤ちゃんを振り回す(文字通り)シーンは笑ってしまいました。色々とご都合主義的な部分は見られますが、看過出来ない矛盾と言う訳ではなかったし、全て収まる所に収まったから良しといった感じです。ところでこれRenta!さん全体に言える事ですが、画像を拡大しても読みづらいルビが偶にあります。歳かしら…

尾方さんが好きで拝読しました。結果、私は好きな作品でした。話の冒頭で無責任極まりない母親からの手紙に憤慨しましたが、これが無いと主人公たちが出会えなかったんですよね…。そんなだったのでヒーローの継母のキャラには、ちょっとホッとしました。最初、ヒーローがヒロインにきつく当たっているので、いわゆる「いい人」は必須です（私にとって）。現実的に考えればヒロインの言い分をあっさり信じたあたり、不用心にすぎるとは思います。が、これで冷然なキャラだったら、このお話は好きになれませんでした。惜しむらくは、せっかく舞台がドイツだったのだから、もっとその雰囲気が楽しめれば良かったのですけれど。なので、★が１個マイナスです。

尾方さんが好きで購入。ドイツが舞台というのがハーレクインでは珍しいかな。ヒーローを「白鳥の騎士（ローエングリン）さながらのハンサム」というのは、ドイツ代表のスポーツ選手など見たときに必ず思い出してしまうほど、お気に入りの言葉です。

ヒロインが他人のために外国まで行く行動力にびっくりした。それで、運命が動いたんだろうな。赤ちゃんの両親については都合よく消えすぎなので、なんか可哀想。

作者さん買いです。とにかくヒーローがカッコいい ( *´艸｀) 社長であり家長でもあるヒーローが、突然子連れで現れたヒロインに警戒するのは当たり前。ましてヒロインの友人とヒーローの亡弟との子供だもの。前妻のことが余計にヒーローを慎重にさせましたね。ヒロインに対するヒーローの態度は褒められた物ではないけれど、ヒロインも誠実で思いやりのある女性で良かったです。

色々と突っ込みたくなる箇所はありますが…　ヒロインの母性愛に脱帽な話です。

冒頭はそこそこ面白いのに、段々と白けてしまった作品です。まず脇役が少々酷い。ヒロインに乳児を預け結果捨て去る親友、名家の婦人なのに能天気すぎるヒーローの継母やヒロインに言い寄るその息子。亡弟の出所不明金が競馬で当てていました、というのもイージーでは？ヒーローの亡妻が実は悪妻でした「レベッカ」設定が来るに至っては、あーあ、やっぱりねとがっかり。ドイツが舞台なのにらしさがカーニバル位しか見当たらないし。原作のあらばかり見つけちゃうのも、好きな漫画家さんには多くを期待し過ぎるからです。

ヒーローもヒロインもどうでもいいけど子供が可愛そう。

真実は異なもの、なかなか話せないことには理由が有るよね。

最初から一目惚れのパターンかなぁ?!相変わらず意固地なヒーローでした。