レビュー一覧

絵がきれいで安心して読めます。癒し系ハーレクインでよかったです。

おだやか~なHQです。藤田さんの絵は相変わらず美麗で、ヒーローの優しく甘い眼差しや、ヒロインのうるうるキラキラな瞳はうっとりなのですが、いかんせん！いーかーんせーん！ラブシーンが欠乏しておりますよ。そこだけ！残念なのは！美麗な男女が抱き合ったり、イチャイチャしてるのを見るのが好きなのよー。

藤田先生なので絵はきれいですが、まずヒロインが全然魅力がありません。きれいなだけ（？）だし対して頭が良いわけでも努力家でもありません。ヒーローもつかみどころのない性格というか、あまり魅力を感じませんでした。ギタリストだったのにキャラがブレまくってた気がします。ヒロインに惹かれた理由が綺麗で裸だったからと言うのは安直な気がします。また、嫌味で性格の悪いキャラクターがたくさん出てきますが、結局誰も罰を受けない感じなども、あまり納得いきませんでした。せめて犯罪まがいのことをしたキャラは罰せられたりして欲しかったです。全然スッキリしない終わり方だったのも低い評価の理由です。オススメ出来ません。

億万長者のヒーローは世界を一世風靡したバンドのギタリストだったのですが、馬鹿騒ぎに目が覚めたことを切っ掛けにバンドを解散して音楽からも離れ、自分探しに旅をしていたところに、ヒロインに出会い一目ぼれして住み着くことにします。ヒロインを探し、父親考えているの神父に自分の過去と将来を話、真面目に考えていると話したところでヒロインに再会します。ヒーローはヒロインの彼を見て「若い男」と言っているので、ヒロインとはかなり年齢差があるようです。ヒロインが神父の娘ということもあってか、自分のものにすることをかなり我慢しています。そのためか、ほどなくしてゴールインします。犯罪じみた行為もお咎めなしなのは、神に仕える神父の家庭だったからだと推測されますが、ヒーローはヒロインを守ろうと動き続けます。ヒーローが大切にしていたバービーは乳母だったのですが、（教会が閉鎖されるところだったところに救済に入りに）ただ一回だけの登場早々、強烈で、ヒーローを今でも「私のかわいいお坊ちゃま」扱いしています。ヒロインはまだ若くてネンネなので、ヒーローに子ども扱いされても仕方がないのかもしれません。読み返しているとヒーロー目線になってしまいますが、汚れのない無垢な乙女としてヒロインを見守りながら作品を読んでいくと納得がいく作品になるかと思います。

いくら田舎でも無断で他人の敷地内に入って水浴びって、下手すりゃ犯罪ものだし

素敵な絵でした。そのわりにヒロインがパッとしないかな(笑)ヒーローも悪い噂とは別の良い人で。ヒロインの元彼とその母と友人？結構酷い事してるのに罰も無しで…。なんかすっきりしないけど絵が綺麗なので★4(笑)

ジャゴ、元ミュージシャン(しかもヤバ系)には見えない外観と性格…無垢な花にはちょっと遠目の主人公…本当に人は見たいもの聴きたいことしか見えず、聴こえない…。いつもハーレクインの作品では男性より女性の方のカタを持ってしまう傾向にあるが、この作品ではジャゴを贔屓目に見てしまい、チョット面白かった。

「待ってるんですよ、たった一人から」のセリフにじーんときました。最高です。

田舎の牧師の美しい娘と世界的元ロックバンドギタリストのロマンスです。藤田先生の絵が超絶美しく、ロックバンドのギタリストのなんと男らしく魅力的なこと。純粋な美しい牧師の娘の初々しさがとってもひかります。

いつもながら華やかで綺麗な作画とストーリーのわかりやすいたて方で、さすがの作者さんの作品です。掛け値無しでお薦めします。健気なヒロインがいろんな人達の気持ちを動かします。とてもステキなお話です。