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あとがきが面白い。ＨＱのヒーローはトラウマが多すぎる！　ってその通りだ！　と思います。テンプレですけどね！　でもそのせいでこじれることが多いなー。このヒーローは優しいけど、優しすぎて胡散臭いタイプ。そして安全に自分を守って、ヒロインは奪われたいのに愛情を感じられず・・・ヒロインが結構潔くて、好きです。しかしヒロイン、せっかく転職したのに、また移動なの？　それって許されるの？　ヒーロー的にはその辺どうなの？　とか背景が結構気になります、このパターン。

もっと早くに話し合えばいいのに。こんなにお互いの育った背景を知らずによく結婚するところまでいったなぁと、ちょっとびっくりです。

このストーリーは本当にヒーローとヒロインの言葉足らずなところと、二人の一途すぎるところに注目が集まります。言葉で言わなくてもわかるだろうは、古き日本の風習だったけど、彼らにしてみればそれは愛を語るにふさわしくないんでしょう。ヒロインも流産と言う悲しい経験を乗り越えれずにいる事もヒーローには言ってないし。本当に二人は似たり寄ったりのカップル。

一言「愛してる」というより言葉が欲しいと言えば済んだものを、勇気がないためにこじれた話です。ちゃんと話せば、たとえ玉砕しても苦しいながらも吹っ切れて新しい道が開けるというもの。まあ、そうしないのがHQなんですが。言葉にこだわるのは文化の違いでしょうね。日本人ならおそらく早々にハッピーエンドだったかも。

英語タイトルと日本語タイトルが微妙にリンクしてて面白かった。千家先生の言うとおりハーレクインのヒーローはトラウマ多過ぎですねー。裕福なお家では両親に愛情を注がれない子供も多い？

作者さんも言ってますが、HQのヒーローってトラウマが多いなあまぁ、寛大なヒーローではありましたが…

ヒーローは、何で愛していると言えないのかなと疑問だったが、亡くなった母親に言いそびれた言葉だというのが後半で分かった

流産とマリッジブルーになったヒロインよりもヒーローの方が意気地なしでした。優しいんだけど…それだけじゃね。彼の高〜いプライドも邪魔してます。

逃げ出したくなるヒロインの気持ちも分かるけど、どっちもどっちのお似合いの夫婦だと思います

プライドの高さでヒロインを追いかけられず、そのスキャンダルをも利用しようとするヒーローがどうにも好きになれず。小さい頃の出来事があるとはいえ、こんな意気地無しで大丈夫？ヒロインは気丈に振る舞ってて、そっとしてあげてーと思ってしまった。トラウマが多いのはヒロインだけじゃないですね。