レビュー一覧

猫あるあるの話がたくさんありました。どの話も他人事とは思えず涙なしでは読めませんでした。うちには保護団体から譲り受けた子達がいます。3匹になったときに、うちはもうこれ以上は無理、と思ってた矢先、近所の店の駐車場で3ヶ月くらいの野良の子猫をみつけました。9月も半ば、段々朝晩と気温が低くなる頃です。同じような設定の話があったのでとても気持ちがよくわかりました。放っておけないですよね。里親を探すつもりが情がうつって自分の家の子になったという話がありましたが うちも同じです。うちの母が大の猫嫌いでその影響もあって私も猫よりは犬派でした。猫達と暮らすとは子供時代は思ってもいなかったのですが今はまわりが呆れるくらいの猫大好きおばさんです。猫は人の言葉を理解すると話の中にありましたが実際猫達と暮らしていて今は大きく頷けます。親が反対すると子供がどんなに望んでも動物と暮らすことは難しいですね。うちもそんな感じ。でも今おもうと子供時代から動物たちと暮らしていたら もう少しちがう大人になったんじゃないかな、っておもいます。ショップはもとより愛護センターにもたくさんの家を探している子がいますよね。動物なんて無理！なんて確かに大変ですがそれでも得るものは大きいです。こちらのお話はすべてがそう思える温かい想いがつまっています。

ワンチケットでかなりお得でした。自分も猫を飼っているのもあり、涙しながら夢中で読めました。大好きな飼い主さんのために、孫が産まれるまで頑張ったり、人の心の穴を埋めにきてくれたり…言葉でコミュニケーションがとれなくても、通じ合えるものがあるって素晴らしい。言葉がないからこそ、縁を感じました。

どちらかと言えば犬派の私でも、思わずほろりとしてしまったり、心が温かくなる素敵なお話が沢山ありました。犬猫同居は可能かしら？と、我が家の犬を撫でながら夢を膨らませてみたり…。ひたすらに猫の可愛らしさを描くだけでなく、人間のエゴなど考えさせられる点も多い一冊です。星を一つマイナスしたのは、「靴下を履き忘れた猫」の主人公の常識の無さが引っかかったからです。ペット不可のマンションで、保護するだけでさえ問題なのに、「見つかったら、見つかった時よ」と言って本格的に飼う主人公に唖然としました。捨てられた子猫を保護したこと自体は、本当に素晴らしいと思います。ですが、いくらご自分が傷心といえど、飼ってはいけないと決められている以上、ルールは守るべきではないでしょうか。もし、動物アレルギーの方がいたら、どうするのでしょう。こういった自己中心的な考え方をする飼い主の方がいると、「これだから…」とペットのいる家庭や猫そのものに対しての風当たりも強くなります。動物が好きだからこそ、そう言ったことも考えて欲しいものだと思ってしまいました。

ペットをテーマにしたエッセイ漫画はずいぶん読みましたが、その中でも好きな一冊です。単にペットが微笑ましいとか可愛いとかの話だけではなく、児童虐待がからんできたり、配偶者の連れ子との関係がテーマだったり、どのエピソードも考えさせる内容を持っています。そして最後には、心がほわんと暖かくなる。何度も読み返しました。ひとつだけ苦情を。流産した女性が登場する話で、仕事で無理をした上に歩道橋から落ちて流産というストーリーになっていますが、たとえ実話だとしてもこの設定はやめてほしい。実際の流産の多くは染色体異常など胎児側の原因によるものです。しかし「妊婦の不摂生や不注意で流産がおこる」という誤解が昔からあり、その誤解のために、自分を強く責めたり夫側の親族から嫌味を言われたりしてつらい思いをする女性が多い。漫画にとりあげることで誤解をさらに広げるのはやめてください。

泣けますね。様々な事情を抱えた猫や、猫によって救われる様々なエピソードが一人の作家さんで描かれています。今は事情があり、猫が飼えないのですが環境が整えば絶対猫をもう一度飼おうと！思ってしまう（笑）物語の中で猫嫌いの人が猫の魅力にはまり、最後には猫好きの人に変わっちゃう所は猫ってやっぱり魔性の生き物（笑）とほっこりしちゃいます。

久しぶりにたくさん泣きましたいい本でした

この手の作品は出勤前とか出勤途中の電車内とかでは絶対読んではいけない作品です。後、デート前。涙、鼻水でひどい顔になってしまいます。

かわいいし、猫とのエピソードに心がほっこりします。保護猫とかが保護されるまでの経緯とか、現実なのは仕方ないけど、悲しいですね。

涙が出てしまいました。猫好きにはたまらない一冊です。コスパもいいし、おすすめです。

意味深なタイトルだけど、人とにゃんこのせつなくてハートフルな実話に泣けます。傷ついた人もにゃんこも、お互いの存在に癒されていく心温まるやさしい素敵なお話ばかり♪どのお話もホントにステキ♪キュンキュンです。