レビュー一覧

知ってる名前の人が出てきます。文学に疎いとついていけない。

派手さや大きな盛り上がり等はありませんが、淡々としてじんわり面白いです。日本文学史に残る偉人たちというよりは普通の若者たちの日常といった感じでした。

淡々としていて派手な面白さはないですが独特の雰囲気でほのぼのと楽しめました

夏目漱石に会いに行く会『木曜会』を舞台に弟子達（登場回数が多いのは、内田百閒と芥川竜之介）の交流を描く短編集です。登場する作家に興味のある人はもちろん、そうではない方にも、個性の強い若者達が相手を尊重しつつも淡々と交流する様子を楽しめる良質な作品なのでお勧めです。個人的には大好きな寺田寅彦と内田百閒が登場する回や、内田百閒と森田草平の相手を好きなわけではないけど、どこか無視できないような複雑で一筋縄では語れない関係性を描いた回が好きです。

サラサラ読めていいなーと思っていたのですが、結論何を伝えたいのかいまいちわからなかった漢字です。実際にあった出来事から作られているのか、全くのオリジナルなのかもよくわからず、文豪好きとしては複雑でした。

夏目漱石との時間を過ごす【木曜会】の日常のようですが、若き文豪たちはこうだったのだろうか？と思うと違うだろ。と思える感じでした。なので☆は３つです。内容は淡々として悪くなかったのですけど文豪たちのイメージと何か違うな。と。

何が起こるでもないけど明治の文豪のエッセイの様でもあり、文豪や明治期の雰囲気が好きな人なら面白いと思う。出来事や人物描写が事実に即してばかりじゃ無いですけど。百閒先生はもっと変わり物だと思うけどこの漫画の造形がストライクです。雨だから本でも読もうか、と軽くエッセイを開く様な気分で読む感じ。私は星５でもいいけど、史実に沿うって感じでもなく、一つのストーリー立てでもなく期待値を高くしても何なので４にしてます。

何もかものんびりした時代だったんですね。鯛焼きエピソードが楽しかったです。

夏目漱石が好きなので借りてみました。木曜会に集まる面々のやりとりがほのぼのします。

夏目漱石家に集まる日々のほのぼのとした話です。読むとほっこり面白いです(*´∀｀*)