レビュー一覧

最初は、報われないとはいえ他の人に片思いしてる受に強引かつ自信満々に口説く攻がちょっとうざい奴っぽく感じましたが、攻がかなり本気で受に惚れてて、自分の美意識や完璧主義を曲げてまで受に合わせようとしてる辺りから、なんだか攻がかわいそうになってきました。受も最後は攻を好きになるのですが、攻の好きとは温度差を感じました。受は（天然で気付かないということもありますが）攻を振り回しすぎ。特に、家の中で過ごしている時の生活習慣や美的価値観の違いなどを攻が我慢してるくだりは、ラブラブで燃え上がってるうちは多少の粗は目をつぶっていられるけど、こういう価値観の違いって長く一緒に過ごすうちに決定的な亀裂を生むようになってくるんだよねー、と、変なとこ気になっちゃいました。このカップルの結末はハッピーエンドなのですが、私から見て「いつか別れそう」という不安を感じたので☆3

すっごくイイ！！どストライクです！！大人の余裕と色気を備えたハイスペックな年上の攻めと我が道を行くマイペースな美人受け。もうどっちも好み過ぎてテンション上がりました。無理強いはせず口説く事自体を楽しんでいるような大人の色気や、優しく包み込む様に甘やかし、時には自分が悪かったと進んで負けて相手を立てる事の出来る大人の余裕。これぞまさに年上攻め！それでいて年下の美人で可愛い恋人にメロメロになりペースを乱され振り回される姿にはニヤニヤさせられっぱなしでした。この受けも美人なのに見た目には無頓着で、社会的地位もあり相手に困った事もないような色男である攻めに、「男は顔じゃないですよ。」とドンマイ的に言い放つところには笑いました。攻めが不憫(笑)。悪い子じゃないんです。自分の価値観で突き進むマイペースさが可愛くもあり、相互理解が難しくもあり。自分の価値観と違っていても受け入れていくしかない。だって好きなんだもんって事ですね。甘々万歳！何度も読み返してます！

他のレビュアーさんも書いてらっしゃいましたが、価値観が合わな過ぎて今後ずっと大変そう…。それに加えて攻めにも受けにも当て馬にも魅力が感じられず。一番好きだったのは、攻めの友人の三木かな、というぐらいで。あんまりでした。

切なさ０。攻めが哀れだなとは思います。気持ちの温度差ありすぎ。

これでもか！と、非現実設定のオンパレードで、ゆる甘なお話し。エッチ、ストーリー共にバランスが取れた一冊だと思います。挿絵でエロが+αされました。男前攻め×美人ぼんやり受け、王道です☆

関係を始めたときはノンケ親友に片想いしていた受けが大人な攻めに段々惹かれて好きになっていく過程も、大人の余裕があるようで受けに振り回される攻めの駆け引きなしの恋愛を楽しめました。くっついた後の甘いショート2本が収録されてるので満足度も高いです。

スパダリで経験豊富な攻めが、氷の美貌だけど中身は庶民で天然で恋愛初心者の受けを口説いていくんですが、お互いに気持ちがだんだんきちんとした恋愛に変化していく過程がよくわかってよかったです。なんのかんのいって攻めが振り回されてしまっていますが、それも可愛くてたいへんよろしい(笑) 攻めの周囲がキラキラしている人達ばかりで、スピンオフもできそう。面白かったです。

身体からといっても受けを振り向かせるまではと最後までせず我慢?する攻め…。押せ押せなのに振り回されてて面白い。クールビューティーだけど自分に無頓着な受け。サバサバしてるけど恋愛初心者でなかなか煮え切らない受けにちょっとイライラ…。でも価値観の違う二人が互いに歩みよっていく関係が面白かったです！

王様が、若い庶民に恋をする。そんなイメージの話です。プライドも価値観も投げ捨てて、お手上げ状態でメロメロになっているのが、可愛いです。

吉田ナツさんのアマアマ系のファンです。この作品もアマアマ系で、天然な受けの可愛いらしさといじらしさに、めろめろになっていくスパダリの攻めがステキです。