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惑星のさみだれを見たかたならぜひとも見てもらいたい(^_^)b

冒頭の短編では世界の敵として何が何やらよくわからないいきなり現れためちゃくちゃ強いギンガサンダーを全精力をあげて撃退しようとする人類、から始まったかと思えば、そこから銀河サンダーの誕生、終焉、まきこまれた人たち、シリーズ連作になっているとともに一つずつのお話を個々の作品としても楽しめます。作品ごとにコメディ寄りだったりちょっと不思議ファンタジー調だったりがっつりサスペンスだったりあえてテイストも変えているようで、その辺の対比も面白い。そしてラストはなんかすごくいい終わり方でじんわりきます。作者さんの他作品とも微妙につながっていたり、さみだれの番外編も収録されているのでその点でもおいしいです。

冒頭の読み切り作品が、次々に他の短編につながっていきます。全てSF,ファンタジー系の作品です。単独でも読めるいくつかの読み切り作品が、「ギンガサンダー」というキーワードで一つにまとまっていくので読み応えがあります。その他、単独の読み切り作品と、著者の連載作品「惑星のさみだれ」の後日談がついています。「惑星のさみだれ」を読んでいない人は、「惑星のさみだれ」を読んでからこちらを読むことをおすすめします。