レビュー一覧

原作が好きです。でも漫画はさらっと読み流す程度で・・・つじつまがあうようになってますが、なんか違うんだよなー。だって食事制限されて痩せたヒロインなのに・・・痩せてないよ？　なんなのその乳！　ヒーローの傲慢さは原作通りです。そのままです。内容も変わってない・・・でもヒロインのイメージが全然違うぅ・・・駄目でした。ヒロインは母親を亡くしてから義父に虐げられて外へ出るのも怖くなった拒食症になるほど衰弱した美しい女性。ヒーローはヒロインの財産である油田が欲しく、契約結婚をするわけですが。部下や働く人のことを思いながら、ヒーロー、妻にはまったく愛想を持たす。てかイメージだけで軽蔑してます。でも自由になりたいヒロインはそれで良しと結婚するも、虐待の傷は大きく、外へ出ることもままならず。それをじわじわとヒーローが気付き、お互いの距離を縮め、でも愛を信じないヒーローがさらにヒロインを傷つけて・・・しかしヒーロー姉の話が絡んでくるんですが、原作はちゃんと書き込んであるけど、漫画では唐突に出てきます。ん？　原作読まないと解らないんじゃないかなぁ・・・？　というくらい、ヒーロー過去があいまいです。ヒロイン過去も適当ですが。まぁＨＱ漫画だもの。こんなものかな。

HQはどうしても最後が急ぎ足ですね。この話も突然にヒーローの姉が見つかって、ヒーローがヒロインを愛していることを認めて会いに来てハッピーエンド。ヒロインが精神的に自立していく過程は良かったのに、ちょっと残念。

深い内容のお話でした。男尊女卑で地位と名誉に執着する義父に富の為に嫁がされたレイラ。幼少の頃から親に愛された事のないジェス。それでも、心優しいジェスと美しく、不屈の精神の持ち主のレイラ。お互い惹かれあい愛し合っている事が分かって、ハッピーエンド。幸せになってよかった。頑張った二人に拍手を送ります。

まとめられなかったのでしょうか？何だか？なことが多かったです。最初はヒロイン強くて良いなと思いましたが、2年間の拘束というわりには、元気過ぎませんか？と思ってしまって、きっとページ数が足りなくて詰め込み過ぎたからなのでしょうか？原作がそうなのでしょうか？

え、ヒロインがあれでガリガリ…？ちょっと無理があるのでは。とくに胸。ヒーローも家族に恵まれてなかったけど、ヒロインの義父はなんでそんなにヒロインを責めるのか。手だされてなかったのが不思議なぐらい。ヒーローお姉さんがさらっと見つかったり後半がバタバタしてて残念。

外交官だった実父の死後、母親の再婚で砂漠の国の義父と暮らすようになったヒロイン（レイラ）。古い因習を重んじ高圧的な義父により実父からの遺産も取り上げられ、母は義父にパワハラを受け続け病んで死に、自身は義父の機嫌を損ねては狭く暗い部屋に監禁される生活だった。外界に出る方法は唯一つ。義父の決めた夫（ジョズ）と結婚する事。やっと義父の元から逃げ出せたと思ったレイラだが、『この結婚は契約結婚。愛は必要ない。子供も。夫婦としての契りも。女主人としてのお飾りの妻』だとジョズに言われて…。ジョズ自身も幼少期に実の両親より親としての『愛情』を与えてもらえず。愛が信じられない。信じない。人でした。ですが、魅かれあう気持ちには逆らう事が出来ずまた大切な存在である事を知り、確認してゆきます。

義理の父に監禁されているヒロインをヒーローが救い、お互いに誤解を解いていくお話なんだけど、話が飛びすぎていて伏線広げすぎHQはどうしても最後が急ぎ足ですね。ヒロインが精神的に自立していく過程は良かったのに、ちょっと残念。閉所恐怖症と広場恐怖症を外出できないでいっしょくたになるのもなぁって感じでした。

肉体的虐待を受けたヒロインと言葉の虐待を受けたヒーロー、二人が近づき結ばれるお話です。原作未読なのですがもしかするとこれは2巻ものにすべき内容かも。HQ漫画の中でも緒形先生はまとめ上手な方だと思います。背景描写を駆使して工夫されているのが伺えますが、この作品はかなり飛んでる感じがする。緒形ファンなのでそれなりに満足ですが、なんだか勿体ない気分。

ヒーローがHQ定番のこじらせ傲慢系でちょっとうんざり。ヒロインの設定がアラブのお姫様なのでちょっと設定は変わってるもののストーリーの大筋は定番通り。ヒーローが、女なんて、結婚なんて、と最初っから決めつけて見下しながら、それでいてヒロインの美しさに欲情して、っていつものパターン。

情けないヒーローです。最後にすがりつくくらいなら最初からヒロインに対する態度を考えるべきです。