レビュー一覧

☆４でも良かったのですが…(^_^;)題名の通りに素直に愛してあげて欲しいという気持ちになったお話です…(^_^;) 天邪鬼と云える女性への不信感を持ちながらも、その容姿から女性に不自由することなく結婚を拒み遊びと共に必要に迫られてその能力を発揮し、会社を大きくしたヒーローと、十代で出会い恋し失恋時の苦しみと、以前の恋人の言葉がトラウマとなって、恋することや愛へ飛び込むことが出来なくなってしまったヒロイン。加えて容姿への劣等感からも女性としての自信すら失っていたヒロインの元に、親友の兄で、十代のヒロインを傷付けた当人がやって来たことから始まるお話です…(*^_^*) 出だしはokだっただけに、のらりくらりとした展開と、有り得ないだろう幾つかの事に、ちょっとこの作家さんらしくない展開に感じられてしまいました…ヽ(´o｀；最後には愛してるというお話になるのはわかっているだけに、ヒネリ過ぎて中途半端になってしまった感は拭えませんでした…(^_^;) 優しく大人で、健気なヒロインに作品的にも読み手としても救われた感じです…。実はどんどん惹かれていることにアガイテいてくれた方が楽しめたかも、って思ってしまいました(⌒-⌒; ) アマノジャクなヒーローがお好きな方にはイイカモ…(^◇^;)

ヒロインの友人であるヒーロー妹がろくでもない男と旅行に出かけたことから、ヒーローは夜中にヒロイン宅を訪れて妹の行方を問い詰める。妹がいるはずの屋敷には誰の姿もなくヒーローとヒロインは2人きりでその場に泊まることになる。という内容、以前にも読んだ記憶があると思ったらペニージョーダンの「忘れない夏」でした。細かな点は違うけどここまでの大まかな設定はほぼ同じ。ヒロインが昔からヒーローに恋焦がれていたのも同じ。その後の展開はそれぞれ違います。ヒロインは最初からヒーローへの気持ちが駄々漏れで、何か口を開くたびにほかの女性との関係を嫉妬した発言ばかりするので見苦しかった。もっと気高い女性であって欲しかった。ヒーローが遊び人で、金髪モデルといかにも何か関係があると含ませる台詞がたびたびあるのに、ラストになって彼女と関係は一切なかったと言うヒーロー。何がしたかったのかわかりません。多くの女性と遊んできたヒーローが、特に美人でもないヒロインのどこに惹かれたのかわからないまま終わりました。