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子供たちの精神状態が壊れていく様はありえるとしても、設定そのものに矛盾が多く(突っ込みどころ満載です)、ありそうでなさそうな感じが残念。
原作者は心理学の本をかじったのだろうが、全ての罪を犯罪者の母親に帰する日本文学の悪しき伝統も踏襲していて目新しさはない。二人の犯人がリレーして犯罪を完遂する点はさほどのトリックとも思えない。推理も雑だし、偶然に頼っている。財布にしこんだ電撃で子供は気絶するだろうか。スタンガン級の発明なのか。子供に病歴でもあったのか。そもそも二人目の犯人の意識がよくわからない。確かに子供の犯罪はわけがわからない事が多いかもしれないが、その理由をすべて「母」に求める乱暴さに驚く。子育てに失敗した者は死ねば良いということか。この乱暴な論理を展開するのならもう少し説得力がなければならない。原作を読まなくて良かったと感じる。
前述の方も言われた通り原作知らないと厳しいかも。前半、教諭の語りはP数使いわかりやすいです。告白を聞く生徒の軽さが軽い分後半がのしかかります。後半は駆け足で進んでしまって残念。4冊ほどかかるものを一冊にまとめたような急展開です。原作の自分は正しい、自分はこう考えてるという口には出さない人間の内面がカットされまくってイメージ風になてしまってました。原作を読んだ後にお勧めします。
深いような話だけど一冊で終わらせようとしたためか、ストーリー自体が浅く感じられてしまう。読み終わった後物足りないかんじ。
この短いページ数で、よくまとまったなぁ、という印象です。原作を読んでいない人には、後半がわかりにくいかもしれませんね・・・。でも、こわさは感じられると思います。
内容的に原作を読む気にならなかったのですが、まずは漫画で軽く読んでみようとふと思い立って読んでみました。その結果、やっぱり原作は読まないことにしました。
おもしろかったですよ。最初から一気に読んじゃいましたから。登場人物の名前を覚えながら進んでいかないと、話がわからなくなるかな?
原作読んでいなかったのでクライマックスが分かりにくかった。大きく焦点を分けるとすれば、自分の子供を殺された。二人の犯人に復讐する。それぞれをジワジワと追い詰める。この二人を追い詰める場面が一番の焦点だろうけど、この部分を曖昧にしてどうするんだと問いたい。一冊で収まらないのなら二冊にすれば良かったのでは?
主役(?)の女性教師は娘を殺された母親として普通のスタンスだと思うけれど、子どもたちのバカさ加減がショッキングでした。どうしてこの子たちの世界はこんなに狭いんだろーか。その狭くて軽い世界にいる犯人たちにどうやって本当の苦しみを与えるか……っていうのがこの話の見どころな気がするけど、そのあたりの書き込みが話の設定と相まって少々安直……? うん、ちょっと物足りなかったかな。彼らの「地獄」の在り処が。
原作未読で読んだので結末今ひとつ分からず…でも本来もっと巻数が多くなりそうな所上手くまとめてあると思います。原作を読む予定でしたが今ちょっとメンタル落ちてて活字の心理描写に負けそうな気がしてたので、漫画でサラッと読んで良かったかもしれません(笑)
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子供たちの精神状態が壊れていく様はありえるとしても、設定そのものに矛盾が多く(突っ込みどころ満載です)、ありそうでなさそうな感じが残念。